2022.08.02 プレスリリース 【共同発表】新手法で植物の持つ強靭な環境適応力の物理に光~原子間力顕微鏡によるミクロな物理計測に建築学のマクロな構造理論を適用~(発表主体:秋田県立大学) 秋田県立大学、奈良先端科学技術大学院大学、♯東大生研 の共同研究グループは、タマネギ表皮細胞のAFM実験によるミクロな解析に建築構造学で用いられるマクロな構造理論で知られる「弾性シェル理論」による力学モデルと、レーザー穿孔による膨圧解放を組み合わせて、AFM計測で細胞壁弾性成分と内圧成分を分けて推定することに初めて成功しました。この知見を利用することにより、表皮細胞をはじめとする植物の花、葉、根、茎などの様々な器官の細胞壁弾性とその内部の内圧を同時推定することができ、植物の力学的性質を明らかにする革新的な手法になる可能性があります。
2022.07.28 トピックス 【報告】第3回OHOW公開講演会開催(開催日:2022/6/24) 2021年7月に #東大生研 が主務部局となって設立したワンヘルス・ワンワールド連携研究機構(OHOW)が、2022年6月24日(金)にウェビナー形式で第3回公開講演会を開催した。
2022.07.21 プレスリリース 【共同発表】埼玉県教育委員会と東京大学生産技術研究所は連携協力協定を締結しました。(発表主体:埼玉県) 埼玉県教育委員会と #東大生研 は、理数教育及び探究活動の推進を目的とし、相互の連携と積極推進を図るため、7月19日付けで連携協力協定を締結しました。本協定は、埼玉県教育委員会と東京大学生産技術研究所が、相互の密接な連携と協力により、県立高等学校における理数教育及び探究活動を推進することを目指します。
2022.07.20 プレスリリース 【記者発表】ウイルスなどへの感染状況や感染履歴を判別する機械学習手法を開発――少数検体でも機能する部分配列情報を特徴量とする新手法―― 東京大学 大学院工学系研究科 博士課程3年の堅山 耀太郎 大学院生と #東大生研 の小林 徹也 准教授は、免疫細胞の一種であるT細胞がもつ受容体の遺伝子配列データから、特定の感染症の感染状況や感染履歴を判別する新しい手法「MotifBoost」を考案しました。また、複数のウイルス感染症に適用可能であることも示しました。この手法は、学習に用いる患者数が従来の手法の1/10程度の場合や、1患者あたりのデータ量が1/100程度と少ない場合でも、安定に感染状況を判定できました。新型コロナウイルス等の新規感染症や、患者数の少ない免疫疾患等、データを集めづらい疾患の感染状況の判別や感染履歴の検出に応用できる可能性があります。
2022.07.14 トピックス 松久 直司 准教授がMIT Technology Review Innovator Under 35 Globalを受賞 令和4年6月29日、MIT Technology Review Innovator Under 35 Globalの受賞者が発表され、#東大生研 の松久 直司 准教授が受賞しました。
2022.07.07 トピックス 【報告】第2回OHOW公開講演会開催(開催日:2022/4/22) 2021年7月に #東大生研 が主務部局となって設立したワンヘルス・ワンワールド連携研究機構(OHOW)が、2022年4月22日(金)にウェビナー形式で第2回公開講演会を開催した。
2022.07.05 プレスリリース 【記者発表】次世代パワーエレクトロニクス材料AlGaNの安価・高品質な製造手法を開発 #東大生研 の藤岡 洋 教授はスパッタリング法と呼ばれる手法を用い、次世代パワーエレクトロニクス用半導体材料として期待されている、AlGaNの高品質な半導体結晶を安価に合成する新手法を開発しました。また、縮退GaNと呼ばれる電極結晶を用いてAlGaNトランジスタを試作し、オン抵抗(トランジスタが導通したときの抵抗)の低減に成功しました。高性能なパワーエレクトロニクス素子を安価な手法で作製でき、電力変換素子や6Gなど次世代無線通信用素子としての利用が期待できます。
2022.07.04 トピックス 【報告】文理融合の産学連携研究「地域力創発デザイン」が始まる(開催日:2022/5/30) 5月30日(月)、♯東大生研 と社会科学研究所(社研)との合同記者会見が♯東大生研 S棟プレゼンテーションルームにて開催された。