2025.03.07 プレスリリース 【共同発表】一次元らせん構造のペロブスカイト結晶で巨大な光起電力を実証 ~三次元ペロブスカイト10倍以上の電圧を発生する次世代光デバイスへ~(発表主体:早稲田大学) 早稲田大学 理工学術院の石井 あゆみ(いしい あゆみ)准教授、 #東大生研 の石井 和之(いしい かずゆき)教授、筑波大学 数理物質系の二瓶 雅之(にへい まさゆき)教授らの共同研究グループは、ハロゲン化鉛ペロブスカイトの一次元らせん構造および配列を有機キラル分子と結晶成長法により制御する手法を見出し、15 Vを超える巨大な光起電力を発現させることに成功しました。
2025.03.07 トピックス 【記事公開】知られざるナノ物質の世界を解き明かす――原子数個~数十個からなる「原子クラスター」の正体に迫る―― 「ナノ粒子」の研究は、2000年代頃から急速に進みましたが、これまで研究されてきたのはほとんどが5ナノメートル以上のものでした。そうした中、近年盛んに研究されているのが、大きさが1ナノメートルほどで、原子が数個~数十個集まってできた「原子クラスター」です。 #東大生研 の塚本 孝政 講師は、未知の可能性を秘めたこの原子クラスターを合成するための画期的な方法を確立しつつあると同時に、原子クラスターが持つ周期律(=周期的に現れる規則性)を見出し、その正体に迫ろうとしています。何がわかり、何が可能になろうとしているのか。塚本講師に聞きました。
2025.03.05 プレスリリース 【記者発表】様々な感染症の流行時に人々が取る行動を数学的に予測する――健康リスクと社会的コストの最適バランスはナッシュ均衡で決まる―― #東大生研 のサイモン・シュニーダー 特任助教、京都大学のジョン・モリーナ助教および山本 量一 教授、英国ウォーリック大学のマシュー・ターナー 教授からなる国際研究チームは、感染症流行の過程における人々の行動変化と感染拡大への影響を理論的にモデル化し、人々がとるべき最適なソーシャルディスタンスに対する厳密解を解析的に導き出しました。この結果により、これまで認識されていなかった単純なルールを特定することにも成功しました。この厳密解の導出は、行動疫学の分野において重要な進展であり、深い洞察を提供します。この成果により、例えば政府は健康リスクと社会的コストの両方を考慮した最適な介入政策を、過去の経験に頼らず立案することができるようになります。
2025.03.05 トピックス 【報告】最先端マテリアル研究公開@東大駒場リサーチキャンパスを開催(開催日:2025/2/17) 本所および本学 先端科学技術研究センターに所属する8研究室が、高専生、高専専攻科生、大学学部生、および大学院生を対象とした研究室紹介を行った。
2025.03.04 トピックス 【報告】The 3rd International Symposium on One Health, One World(開催日:2024/12/10~12) 本学 ワンヘルス・ワンワールド連携研究機構(OHOW)は、The 3rd International Symposium on One Health, One Worldを、マレーシアのUniversiti Putrajaya Malaysiaと共催により、マレーシア プトラジャヤのホテルにて開催した。
2025.02.28 プレスリリース 【記者発表】既存建築物のZEB化を支援する 無料シミュレーションツールを公開――建物のZEB化における経済性を"見える化"し、 カーボンニュートラルの実現を加速―― #東大生研 エネルギーシステムインテグレーション社会連携研究部門の岩船研究室は、建物所有者や管理者向けに、既存建築物のZEB化に必要な改修費用や省エネ効果を簡単に試算できるWebツールを開発し、無料で公開しました。算出モデルは全国のZEB化事例を統計分析して開発されており、実態に即した推計が可能です。本ツールの利用データを収集・分析することで、より精度の高い経済性評価手法の確立を目指します。
2025.02.28 トピックス 【報告】2024年度CIRMM博士・修士修了者成果発表会を開催(開催日:2025/2/12) 本学 先端科学技術研究センターのENEOSホールにて、#東大生研附属マイクロナノ学際研究センター(CIRMM)が博士・修士課程修了者成果発表会を開催しました。
2025.02.27 プレスリリース 【共同発表】東京大学・ユアスタンド・日東工業・三菱自動車4者による 電気自動車のコネクティッドデータを活用した普通充電における 「Plug & Charge」の実現 #東大生研 (東京都目黒区、所長 年吉 洋)、ユアスタンド株式会社(東京都品川区、代表取締役社長 浦 伸行)、日東工業株式会社(愛知県長久手市、取締役社長COO 黒野 透)、三菱自動車工業株式会社(東京都港区、代表執行役社長兼最高経営責任者 加藤 隆雄)の4者は、電気自動車とEV用普通充電器の充電の利便性向上のため、充電専用カードやアプリを使わなくても充電できる「Plug & Charge」の実現に向けたEVのコネクティッドデータを活用する共同実証実験を実施しました。