本学 ワンヘルス・ワンワールド連携研究機構(OHOW)は、2024年12月10日(火)から12日(木)に、マレーシアのUniversiti Putrajaya Malaysia(UPM)と共催でThe 3rd International Symposium on One Health, One Worldを、マレーシアにあるプトラジャヤのホテルで開催した。UPMの副学長Prof. Dr. Ahmad Farhan Mohd Sadullahの開会挨拶ののち、Climate change and green recovery, Infrastructure Management and sustainable built environment, International public health research in Asia, Urban Safety & Disaster Mitigationの4つをテーマに、4件の基調講演、12件の特別講演、49件の研究発表があり、日本、マレーシア、インド、中国、インドネシア、フィリピン、バングラデシュなどから106名が参加した。若手研究者・学生発表の中からGold, Silver, Bronze のタイトルで15名が優秀発表者として表彰された。2022年12月にタイで実施された第1回、 2023年12月にバングラデシュで開催された第2回に引き続き今回も旧知の再会、新たな分野の研究者との出会いの機会となる一方、OHOWが対象とするヒト・動物・地球環境から社会が直面している様々なリスクについて一堂が理解するとともに、これらに対応するために関連学術分野が総合的・協調的に発展するための有意義な議論が行われた。最終日には、マレーシアの伝統工芸のバティックの体験、モスクの見学、UPMキャンパスツアーなどを通して、参加者間の交流も深まった。2025年11月20日(木)から22日(土)に、インドのルールキーで第4回目の会合開催を予定している。
(ワンヘルス・ワンワールド連携研究機構 機構長・教授 竹内 渉)
全体集合写真
左から、研究発表の様子、受付の様子
左から、本所 南 豪 准教授と北海道大学 松本 浩嗣 准教授による基調講演の様子、UPMキャンパスツアーでの集合写真