2025.10.02 トピックス 【報告】4th International Joint Student Seminar on One Health, One World (OHOW)(開催日:2025/7/31~8/1)
2025.10.01 プレスリリース 【記者発表】東京大学 生産技術研究所とダイセルが 「ダイセル人を繋ぐエレクトロニクス」寄付研究部門を設置――人類と融和するやわらかいエレクトロニクス技術開発と人材育成―― #東大生研(所長:年吉 洋)と株式会社 ダイセル(代表取締役社長:榊 康裕、以下 ダイセル)は、2025年10月1日、#東大生研 に「ダイセル人を繋ぐエレクトロニクス」寄付研究部門を設置いたしました。本研究部門では、人類をやさしく支える未来のヘルスケアやVR/AR技術の実現に向けて、人の肌のようにしなやかで柔らかな材料の開発から、それを用いたデバイスが肌に自然に密着し違和感なく機能する生体応用まで、人と優しく繋がるエレクトロニクス技術の幅広い研究開発を、産学連携の体制のもと推進します。特に #東大生研 の国際的で多様性に富んだ環境で、次世代の研究者育成に取り組みます。
2025.09.30 プレスリリース 【記者発表】不確実な生体集団を制御する新理論を開発――制御と情報を融合した手法で多様な生物現象への応用に道―― 東京大学 大学院情報理工学系研究科の堀口 修平 博士課程(研究当時)(現:金沢大学ナノ生命科学研究所特任研究員)と、 #東大生研 兼 生物普遍性連携研究機構 小林徹也教授による研究グループは、細胞内分子群や動物個体群、感染症など、生体集団の示す不確実で予測が困難なふるまいを効果的にコントロールするための新たな理論を開発し、分子モーターの最適な輸送制御則や、集団多様性を維持する最適戦略、そして、感染症の抑制方法などを導きました。情報理論に基づく制御コストを活用することで、従来の制御理論で扱いが困難であった生体集団の動態制御を可能にする理論を構築し、特に急激に変化する制御が難しい集団では、集団の状態に依存して「いつ制御すべきか、いつ待つべきか」を自発的に切り替えるスイッチング戦略が効果的であることを明らかにしました。本研究は、感染症流行の制御、がんの進行抑制、生物多様性の保全など、生命と健康に関わるさまざまな生体集団制御問題に対して、共通かつ汎用的な制御理論の枠組みを提供するものであり、複雑生体系の理解と制御の高度化に貢献することが期待されます。
2025.09.29 プレスリリース 【記者発表】河川への人間活動の影響を宇宙から捕捉――衛星データを用いて黄河の上流から下流までの河川流量を連続的に推定―― 東京大学大学院工学系研究科 社会基盤学専攻 石川 悠生博士課程学生(研究当時)と #東大生研 山崎 大准教授らによる研究グループは、衛星観測データをもとに黄河流域の河川流量を推定し、灌漑用の水利用により河川流量が減少している可能性を発見しました。従来は限られた数の現地観測地点における時系列的な評価しかできませんでしたが、衛星観測により河川流量を上流から下流まで連続的に推定でき、空間的な流量変動を捉えました。 現地観測地点が乏しい流域でも河川流量を把握できるため、途上国を含むグローバルな河川モニタリングや流域管理への貢献が期待されます。
2025.09.25 プレスリリース 【記者発表】丘から谷への水の流れが気候を変える?――斜面水動態・植生分布・水とエネルギー循環の新たなつながりを発見―― #東大生研 の李 庶平 特任研究員、山崎 大 准教授、芳村 圭 教授と中央大学の新田 友子 准教授による研究グループは、陸面の物理過程を再現する「陸面モデル」において、斜面の水動態と植生分布を結びつけた新たなスキームを開発し、谷沿いに形成される森林といった現実世界の特徴的な景観を、モデル内でも詳細に再現できるようになりました。アフリカ全域のシミュレーションにおいて、斜面の水動態と植生分布を考慮することで、蒸発散・流出・土壌水分をより正確に再現し、観測データとの整合性が向上しました。斜面の水動態と植生分布を精緻にモデル化することで、アフリカ全体での蒸発散・流出量の増加と土壌水分の減少という顕著な傾向を発見しました。