2022.02.07 トピックス トウェンテ大学MESA+研究所との交流ワークショップ開催報告 2020年10月、本所とトウェンテ大学MESA+研究所(オランダ)は研究交流の覚書(MOU)を交わし、研究交流を行っています。第3回目となる今回のワークショップは、2021年10月26日(火)、27日(水)の2日間にわたり開催されました。
2022.02.02 プレスリリース 【記者発表】地球温暖化で赤い雪が広がる?~微生物が引き起こす赤雪現象を、地球まるごとシミュレーション~ #東大生研 の大沼 友貴彦 特任研究員、芳村 圭 教授と千葉大学 大学院理学研究院の竹内 望 教授の共同研究グループは、世界各地の赤雪の発生を予測する数値シミュレーションに世界で初めて成功しました。赤雪の発生は、主に降雪頻度と融雪期間に依存することが分かりました。また、地球温暖化によって赤雪の発生時期が早まり、発生地域が広がる可能性が示唆されました。今後もモデル開発を続け、赤雪がもたらす雪氷圏および気候変動への影響を評価していきます。
2022.02.02 トピックス 「光物質ナノ科学研究センター 公開シンポジウム」の開催 2021年10月19日(火)、「光物質ナノ科学研究センター 公開シンポジウム」を開催した。本センターは、2018年4月1日に光電子融合研究センターを改組して設立され、光と電子の融合分野に加え、ナノ科学と光、物質を共通項として、物理、エレクトロニクス、化学、材料、機械等の様々な分野の融合による新分野の開拓に取り組み、その成果を工学諸分野に応用することを狙いとして活動している。
2022.02.01 プレスリリース 【記者発表】先祖の経験を学ぶと、進化は加速する:学習が進化に与える影響を考察する数理的枠組みを構築 東京大学 大学院情報理工学系研究科 博士課程3年の中島 蒼 大学院生と #東大生研 の小林 徹也 准教授は、進化と学習の関係を扱う新たな数理手法を構築することで、先祖の経験を生物個体が学習し、先祖をまねた形質を選択すると仮定すると、ランダムな突然変異のみを考慮した場合よりも、進化が加速されることを数理的に明らかにしました。学習による進化の加速を定量化する方法として、フィッシャーの基本定理を拡張しました。これらの理論は、生体における学習と進化の関係の理解のみならず、学習と進化を組み合わせた工学・情報システムの開発にも寄与すると期待されます。
2022.02.01 トピックス エックス・マルセイユ大学との交流ワークショップ開催報告 2021年、#東大生研 とエックス・マルセイユ大学(Aix-Marseille University)は研究交流の覚書を交わしました。それを記念して第1回目の交流ワークショップが10月14日(木)、15日(金)の2日間にわたって開催されました。