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エックス・マルセイユ大学との交流ワークショップ開催報告

 2021年、本所とエックス・マルセイユ大学(Aix-Marseille University; AMU)は研究交流の覚書(MOU)を交わしました。それを記念して第1回目の交流ワークショップが10月14日(木)、15日(金)の2日間にわたって開催され、LIMMS/CNRS-IIS 国際連携研究センター(Laboratory for Integrated Micro-nano Mechatronic Systems 以下、LIMMS)ディレクターのSebastian Volz 教授、AMUからFlorence Vacandio 教授、本所からは岡部 徹 所長の挨拶と研究所紹介に引き続き、髙橋 琢二 教授、年吉 洋 教授、岩本 敏 教授、野村 政宏 准教授、平川 一彦 教授の5名が講演し、またAMUからも5名の研究者が講演し、5+5形式の交流ワークショップを行いました。  

 本所のLIMMSはフランスCNRSが本所と共同で設立した海外研究ユニットの1つで、多くのフランス人研究者が滞在し、本所の研究室と協力して研究を推進しています。今回のMOUの締結も、LIMMS研究員であったMarc Bescond 博士がAMUに帰任後も、本所とAMUの共同研究をさらに推進したいということで実現しました。特にAMUでは、新たにナノテク関連の研究を推進する組織(AMUTech)を立ち上げたところでもあり、本所のナノテク関連研究グループとの日仏国際連携が進んでいくと期待されます。今回はエネルギー分野のテーマでワークショップを行いましたが、今後、関連のテーマでも交流を行っていく予定です。

(LIMMS・光物質ナノ科学研究センター 教授 平川 一彦)

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ワークショップの最後に行ったオンライン一本締め

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