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「LIMMS機構キックオフ&インターナルワークショップ」をオンライン開催

 2021年10月12日(火)、13日(水)の両日、LIMMS機構(学際融合マイクロシステム国際連携研究機構)キックオフ&インターナルワークショップをオンラインにて開催した。LIMMS/CNRS-IIS 国際連携研究センター(Laboratory for Integrated Micro-nano Mechatronic Systems 以下、LIMMS)は、本所とCNRS(フランス国立科学研究センター)が共同運営する国際共同研究組織で、今年で設立26年になる。これまでの参画教員は本所、工学系研究科、情報理工学系研究科の3部局計17名であったが、2021年4月1日、新たに学内での国際連携研究を機構化し、8部局(本所、医学系研究科、工学系研究科、新領域創成科学研究科、情報理工学系研究科、総合文化研究科、先端科学技術研究センター、物性研究所)の55名に拡充したことから関係者間で情報の共有を図った。

 LIMMS機構キックオフパートでは、本学 藤井 輝夫総長の祝辞に始まり、本所 岡部 徹 所長とCNRS-INSIS(Institut des sciences de l'ingénierie et des systemes)のジャン=イヴ マルザン部門長の開会の辞が続いた。その後、LIMMS機構長でありLIMMS ディレクターの金 範埈 教授、同ディレクターのセバスチャン ヴォルツ 国際研究員によるLIMMSの紹介を行った。続くワークショップパートでは、二日間にわたりLIMMS機構参画各部局から10名の教授による網羅的な講演が行われた。ワークショップを締めくくる最終パートでは「機構内の学際融合、文理融合をどう考える?」をテーマにパネルディスカッションが実施された。登壇は、大学院総合文化研究科 國分 功一郎 准教授、物性研究所 秋山 英文 教授、本所からは金教授、年吉 洋 副所長、ヴォルツ 国際研究員、竹内 昌治 特任教授、野村 政宏 准教授の皆さんであった。

 機構の枠組みに幅広い分野の関係者が参画したことにより、フランスとの学術的な交流が強化され、本機構における戦略的活動との有機的な本学内の連携が期待されるワークショップとなった。

(LIMMS機構長・教授 金 範埈)

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祝辞を述べる藤井総長、岡部所長

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LIMMS 機構長 金教授、LIMMS ディレクター ヴォルツ国際研究員

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文理融合パネルディスカッションの様子

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集合写真の一枚

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