2020.10.21 プレスリリース 【共同発表】生殖補助医療につながる革新的AI開発に成功-不妊症の原因となる卵子の質の評価に応用可能-(発表主体:慶應義塾大学) #東大生研 の小林 徹也 准教授らのグループは、深層学習を用いることで、マウス受精卵の3次元蛍光顕微鏡画像から正確に細胞核を同定するアルゴリズム(QCANet)の開発に成功しました。また、QCANetは3つの生物種(マウス、線虫、ショウジョウバエ)の胚の核同定において、世界最高峰の核同定アルゴリズムとして知られる3D Mask R-CNNを凌駕することに成功しました。
2020.10.20 プレスリリース 【記者発表】実際の腸とそっくり!管状の足場上で細胞を培養し、腸チップを作製~薬剤の吸収効率や腸炎などへの効果検証に応用可能~ #東大生研 の松永 行子 准教授らの研究グループは、動力や特別な材料を使わず、管状のコラーゲンゲル上で腸上皮細胞を培養するだけで、腸のようなひだ状の構造を持った3次元(3D)の腸チップを作製する手法を開発しました。
2020.10.13 プレスリリース 【記者発表】水の特異性の起源と臨界現象 #東大生研 の田中 肇 教授(研究当時、現:名誉教授/シニア協力員らの研究グループは、水が示す、密度、等温圧縮率、比熱、拡散定数、粘度などのさまざまな物理量の異常な温度・圧力依存性を、X線散乱実験データの解析から求めた、液体の水の中に存在する2種類の構造の分率により説明するとともに、第2臨界点の位置を予測することに成功しました。
2020.10.09 プレスリリース 【共同発表】オオコウモリ2種の全ゲノム配列を解読-高い抗ウイルス免疫力や独自の食性進化に迫る-(発表主体:東京工業大学) #東大生研 の甲斐知惠子特任教授らの研究グループは、デマレルーセットオオコウモリとエジプトルーセットオオコウモリの全ゲノム配列を解読し、オオコウモリのゲノム中において、免疫やタンパク質代謝、そして嗅覚系の遺伝子において適応進化の痕跡を検出することに成功しました。
2020.10.08 プレスリリース 【記者発表】コロイドやたんぱく質の新しいゲル化様式 コロイド分散系やたんぱく質溶液の相分離に伴うゲル化は、粒子間の引力により縮もうとする力の下で形成されると考えられてきました。今回、#東大生研 の田中 肇 教授(研究当時、現:名誉教授/シニア協力員)らの研究グループは、従来知られていたゲル化の様式に加え、希薄コロイド分散系において、力学的な力に強く影響されない新しいゲル化の様式を発見しました。
2020.10.01 プレスリリース 【共同発表】光で窒化シリコン薄膜の熱伝導率を倍増~半導体デバイスの高性能化につながる新たな放熱機構~(発表主体:科学技術振興機構) #東大生研 の野村 政宏 准教授らの研究グループは、光とフォノンの混合状態である表面フォノンポラリトンを用い、窒化シリコン薄膜の熱伝導率を倍増することに成功しました。新しい放熱機構として、半導体デバイスの高性能化への貢献が期待されます。
2020.09.25 プレスリリース 【記者発表】ガラスはなぜ固いのか #東大生研 の田中 肇 教授(研究当時、現:名誉教授/シニア協力員らの研究グループは、ガラスのような乱れた構造をもつ物質に固さがあらわれる物理的な機構を解明しました。
2020.09.22 プレスリリース 【記者発表】小さな球の中で結晶はどのようにできるか? #東大生研 の田中 肇 教授(研究当時、現:名誉教授/シニア協力員)らの研究グループは、粒子の大きさの10倍から数十倍程度の小さな液体の球に閉じ込められたコロイド分散系の結晶化過程を一粒子レベルで実時間観察することにより、どのような過程を経て最終的な結晶構造が形成されるかを明らかにしました。
2020.09.17 プレスリリース 【記者発表】温暖化による全球乾燥度の変化と人為起源の影響を分析~世界の平均気温の上昇を1.5℃に抑えることで、乾燥化を大幅に抑制可能~ #東大生研 の金 炯俊 特任准教授らの研究グループは、過去およそ100年間にわたって地球が乾燥化し続けてきた主な原因が、人間の活動が引き起こした地球温暖化にあることを示しました。また、温暖化に伴う今後の乾燥度の変化を分析し、世界の平均気温の上昇を1.5℃に抑えた場合には、2℃に抑えた場合に比べて乾燥化を大幅に抑えうることを示しました。
2020.09.14 プレスリリース 【記者発表】痛くない、マイクロニードルパッチ型センサーを開発~いつでも、どこでも、だれでも体の状態をモニタリング~ #東大生研の金 範埈 教授らは、医療従事者でなくでも、痛みなく、容易に体の状態をモニタリングできるパッチ型センサーの開発に成功しました。コレステロールやホルモン、さまざまなバイオマーカーなどを低侵襲かつ継続的に自分で測定できる、在宅健康診断用の「生体分解性マイクロニードル医療パッチ」へと応用されることが期待されます。