2020.11.11 プレスリリース 【共同発表】量子物理学の理論や波動関数に基づく新たな深層学習技術を開発-学習データにはない、分子構造が大きく異なる未知化合物に対する物性の外挿予測が可能-(発表主体:産業技術総合研究所) #東大生研 の溝口照康教授らの研究グループは、量子物理学の密度汎関数理論に基づく深層学習技術を開発しました。今回開発した技術では、深層学習モデルの内部に、波動関数と電子密度という量子物理的に最も基本的な情報を顕わに表現することによって、現在深層学習で大きな問題となっている予測結果の解釈性・信頼性の問題を解決しました。
2020.11.09 イベント 【終了】[ニコ生配信] なぜSDGs?材料分野におけるSDGsシンポジウム~QWSアカデミア(東京大学)~ #東大生研 非鉄金属資源循環工学寄付研究部門(JX金属寄付ユニット)では、材料、とくに金属材料分野におけるSDGs(持続可能な開発目標)についての特別講演会をを開催いたします。講演会の後には、非鉄金属分野のオピニオンリーダーを加え、講演者とのパネルディスカッションを行います。
2020.11.05 プレスリリース 【記者発表】光の波長より小さな世界で、走り、回る、新発想の光駆動ナノマシン #東大生研 の田中 嘉人 助教らの研究グループは、金属ナノ粒子中の電子のさざ波により光の持つ運動量を制御し、その反作用としてナノ粒子に働く光の力を利用して微小マシンを動かすことに成功しました。光で動くナノスケールのリニアモーターや回転モーターを実現しました。
2020.10.29 プレスリリース 【記者発表】携帯電話の位置情報を用いたコロナ禍での行動変容の解析 #東大生研 の関本義秀准教授らの研究グループは、携帯電話から取得される位置情報を用いて、東京都市圏におけるコロナ禍での緊急事態宣言発令前後での人々の行動変容について解析を行いました。解析の結果、3月初週時点で人々の自宅外での接触率は平時の6割程度に減少し、緊急事態宣言を発令したことで4月中旬での接触率は平時の2割程度まで抑えられていたことが分かりました。また、接触率の減少には東京都内で地域差があり、接触減少率とCOVID-19の実効再生産数との非線形な関係性も明らかにされました。
2020.10.26 イベント 【終了】[オンライン開催] 第2回 未来志向射出成形技術シンポジウム(開催日:2020/12/9) 社会連携研究部門「未来志向射出成形技術」では、2020年12月9日(水)に『第2回未来志向射出成形技術シンポジウム』を開催いたします。
2020.10.21 イベント 【終了】[オンライン開催] サイエンスアゴラ2020:ライブ中継!最新技術で漁師町の未来をどう変える?(開催日:2020/11/16) #東大生研 は今年も科学展示会サイエンスアゴラに出展します。画面に映るのは加太、和歌山市北西部の小さな漁師町の風景。ここで暮らすまちづくりの研究者と一緒に加太を歩き、漁師さんの案内で一本釣りや蛸壺漁などの伝統漁法を疑似体験してみましょう。
2020.10.21 プレスリリース 【共同発表】生殖補助医療につながる革新的AI開発に成功-不妊症の原因となる卵子の質の評価に応用可能-(発表主体:慶應義塾大学) #東大生研 の小林 徹也 准教授らのグループは、深層学習を用いることで、マウス受精卵の3次元蛍光顕微鏡画像から正確に細胞核を同定するアルゴリズム(QCANet)の開発に成功しました。また、QCANetは3つの生物種(マウス、線虫、ショウジョウバエ)の胚の核同定において、世界最高峰の核同定アルゴリズムとして知られる3D Mask R-CNNを凌駕することに成功しました。
2020.10.20 プレスリリース 【記者発表】実際の腸とそっくり!管状の足場上で細胞を培養し、腸チップを作製~薬剤の吸収効率や腸炎などへの効果検証に応用可能~ #東大生研 の松永 行子 准教授らの研究グループは、動力や特別な材料を使わず、管状のコラーゲンゲル上で腸上皮細胞を培養するだけで、腸のようなひだ状の構造を持った3次元(3D)の腸チップを作製する手法を開発しました。
2020.10.17 イベント 【終了】[オンライン開催] 柏キャンパス公開 ~工学のおもちゃ箱~(開催日:2020/10/17-31) ミニトークやカードゲーム、シンポジウムイベントのライブ配信、収録動画の配信、ポスター展示など、多彩なイベントを開催します。皆様のご参加をお待ちしております。