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【終了】[オンライン開催] ワークショップ:海底ケーブルの科学利用と関連技術に関する将来展望‐第3回‐(開催日:2020/12/4)

東京大学生産技術研究所 海中観測実装工学研究センターでは、12月4日(金)に「ワークショップ:海底ケーブルの科学利用と関連技術に関する将来展望‐第3回‐」をオンラインで開催します。

海底ケーブルを主要なインフラストラクチャとする観測システムは、海底で発生する多様な現象の可視化をリアルタイムに実現する唯一の手法として進化を遂げてきました。すでに海域に展開されているシステムの中には10年を超える運用を実現しているものも多く存在するようになり、技術的な信頼性の検証や観測手法としての有用性の検証も行われてきています。

本ワークショップではこれまで、観測システムや観測手法の開発、そこから得られるデータの高度な利活用、さらには新たな観測計画への期待や将来展望について議論を行なってきました。第3回となる今回は、これらの話題に加え、加速的に進化する通信網を支える最新の技術や市場動向にも焦点を当て、研究・開発・製造・構築などに携わるステイクホルダーと取得されるデータの利用者が会し、海底ケーブルの科学利用に関する情報の共有を図ることを目的とします。

○日時:2020年12月4日(金)13:00~17:40
○場所:ZOOMウェビナー(要事前登録)
○参加費:無料
○詳細・お申し込み:
申し込み方法やワークショップの詳細は、以下のウェブページをご覧ください。
http://seasat.iis.u-tokyo.ac.jp/WS20201204/
*申込締切:2020年11月30日(月)

プログラム

開催のあいさつ

実行委員長 川口 勝義

Keynote

「光海底ケーブルシステム伝送技術の最新動向」
KDDI総合研究所 森田 逸郎

講演

「通信光海底ケーブルの技術(開発)動向」
株式会社OCC 松田 伸明

「日本国内における洋上風力発電の市場動向 ‐海底送電線及び通信ケーブルの役割‐」
一般財団法人港湾空港総合技術センター 藤原 法之

「海底観測システムの海外展開」
日本電気株式会社 時岡 幹能

「海底ケーブル敷設船と搭載設備」
国際ケーブル・シップ株式会(KCS) 佐藤 茂之

「光ファイバ式光無線通信技術が実現する無線ROVの遠隔操作」
株式会社島津製作所 佐藤 恵子

「海底光ファイバーケーブルを利用した鬼界カルデラ火山性微動の即時モニタリング構想」
神戸大学 杉岡 裕子
海洋研究開発機構 荒木 英一郎

「DAS計測技術による三陸沖光ケーブル観測システムを用いた海底地震観測」
東京大学地震研究所 篠原 雅尚・山田 知朗・悪原 岳・望月 公廣・酒井 慎一

「千葉県におけるS-netの活用について」
千葉県防災政策課 五十嵐 光嗣

「海底地震計データの鉄道早期地震警報への適用」
鉄道総合研究所 野田 俊太

「地震・津波データ利活用による地殻活動モデリングと推移予測」
海洋研究開発機構 堀 高峰

「津波即時被害予測への高度化、防災科学技術研究所」
防災科学技術研究所 高橋 成実

協賛学会特別行事

IEEE OES Japan Chapter Young Researcher Award 2020 表彰式

閉会のあいさつ

防災科学技術研究所 高橋 成実

*プログラムは予告なく変更する場合があります

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