2021.06.25 プレスリリース 【共同発表】燃料電池の電極反応場と三次元微細構造を同時観察-固体酸化物形燃料電池の電極反応解明と最適設計に向けて-(発表主体:東京工業大学) #東大生研 の鹿園 直毅 教授らは共同で、次世代の高効率発電デバイスとして期待される固体酸化物形燃料電池の電極における反応場と三次元微細構造を同時に観察する技術を開発しました。これにより電極の詳細なネットワーク構造と反応分布を直接比較することが可能となり、今後、数値計算との比較によるシミュレーションモデルの高精度化や、最適な電極構造設計への指針獲得に繋がっていくものと期待されます。
2021.06.18 プレスリリース 【共同発表】インドの大気中窒素酸化物レベルの大幅な低下はロックダウンのせいだった~大気汚染物質が人為的活動由来かどうかを分別することが可能に~(発表主体:総合地球環境学研究所) 総合地球環境学研究所を中心とした研究グループは、衛星データと数学的モデリングを使用した新しい手法で、世界でも有数の大気汚染の過酷な都市であるインドの首都、デリー周辺で、ロックダウン後の都市部と近郊農村部の窒素酸化物の濃度から、排出量の変化を推定し、その72%は交通と工場から排出される人為的活動由来であることを明らかにしました。
2021.06.18 プレスリリース 【記者発表】日本中の河川をモニタリング!『Today's Earth – Japan』〜氾濫の危険を30時間以上前に予測〜 #東大生研 とJAXA地球観測研究センターの共同研究グループが開発・運用してきた「Today's Earth-Japan」による2019年の台風19号の予測検証では、堤防決壊地点142箇所中130箇所で、被災前に警戒情報を出せることを確認しました。洪水予報は、国の機関のみが行うことができますが、国の洪水予報のリードタイム(予報発出時刻から将来予想される発災時刻までの時間)は6時間までで、TE-Japanでは30時間以上前から予測可能となり、国の機関以外による洪水予報の可能性を示しました。
2021.06.16 プレスリリース 【記者発表】球形コロイド粒子の回転運動に迫る #東大生研 の田中 肇 教授、オックスフォード大学のデューレン ルール 教授らの共同研究グループは、これまで直接観察が困難であった球形コロイド粒子の回転運動に挑戦すべく研究を行い、高密度のコロイド分散系においてその観察に成功しました。本成果は、これまでほとんど解明されていなかった、高密度球状微粒子系における周囲粒子との相互作用下での局所的回転運動と、それが関わる様々な動的な現象の理解に新たな光を当てるものと期待されます。
2021.06.10 プレスリリース 【共同発表】生物多様性が気候変動問題の解決の鍵となる(発表主体:横浜国立大学) #東大生研 の竹内 渉 教授らの国際研究グループは、生物多様性と気候変動の問題の相互依存性を定量化した論文を発表し、地球温暖化を防ぐことで生物多様性を保全できれば、生物多様性による炭素吸収が進み、気候の安定化をさらに促進できることが分かりました。
2021.06.01 プレスリリース 【記者発表】Snを添加したIGZO材料を用いた三次元集積メモリデバイスを開発~機械学習ハードウェアの高エネルギー効率化へ期待~ #東大生研 の小林 正治 准教授らは、神戸製鋼所およびコベルコ科研と共同で、Snを添加した酸化物半導体IGZOを用いたトランジスタと強誘電体HfO2キャパシタを集積し、プロセッサの集積回路の配線層に混載可能なメモリデバイス技術の開発に成功しました。このメモリデバイス技術により機械学習をエッジデバイスにも実装することが可能になり、人工知能を用いたより高度で充実した社会サービスの展開が期待されます。
2021.05.25 プレスリリース 【記者発表】廃棄食材から完全植物性の新素材開発に成功 #東大生研 の酒井 雄也 准教授らは、コンクリートの4倍近い曲げ強度を有する、完全植物由来の新素材の製造技術を、世界で初めて開発しました。この素材は、原料の野菜や果物の色、香りや味を残すことも可能で、不可食部を含む植物性資源の有効活用や、地球温暖化ガスの抑制に繋がると期待されます。
2021.05.07 プレスリリース 【記者発表】ガラスのドミノ倒し的結晶化 一般に低温では分子運動が遅くなるため結晶化しにくくなるというのが常識ですが、時としてガラス状態にある物質が結晶化することがあります。田中 肇 東京大学名誉教授らのの共同研究グループはは、コロイド分散系の結晶化過程の一粒子レベルでの実時間観察と数値シミュレーションにより、どのような条件下で、またどのような機構で低温高速結晶化が実現するのかを明らかにしました。ガラスの結晶化(脱硝現象)の物理的機構が解明されたことで、結晶化の阻止のみならず、逆に高品質な結晶形成も可能になると予想され、様々な産業応用にも大きく貢献するものと期待されます。
2021.04.30 プレスリリース 【共同発表】電通大と東大の研究チームが東京都との共同事業を開始~IoT/SNSと建築学の融合による「換気向上プロジェクト」~(発表主体:電気通信大学) 電気通信大学 i-パワードエネルギー・システム研究センター 横川 慎二教授と #東大生研 野城 智也 教授の研究チームが、令和3年4月より「地域参加による換気の可視化~向上プロジェクト」を開始します。本事業は令和3年度「東京都と大学との共同事業」に決定され、東京都政策企画局の支援を受け実施するものです。
2021.04.23 プレスリリース 【共同発表】光を用いたスパイキングニューラルネットワークを実現~新しい脳型情報処理システムの実現をめざして~(発表主体:日本電信電話株式会社) 日本電信電話株式会社は、合原 一幸 東京大学特別教授と共同で、縮退光パラメトリック発振器(DOPO) を用いて、神経細胞の発火信号(スパイク)を模擬する人工光ニューロンを作成することに成功しました。