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【報告】東京都市大学との学術連携によるシンポジウム開催(開催日:2026/9/30)

 東京都市大学(都市大)との学術連携の一環として、「東京大学生産技術研究所との学術連携に係る都市大シンポジウム2026」が9月30日(水)、東京都市大学 渋谷PXUにて対面とオンライン配信のハイブリッド形式で開催され、両大学の教職員を中心に対面で約40名、オンラインでも約40名が参加した。本学術連携は、お互いの特質を活かした人材の育成や研究協力の推進を目的としており、2010年3月の覚書締結以降、共同研究や本所若手教員による都市大での特別講義などが実施されているほか、サロンやシンポジウムも定期的に開催されている。都市大でのシンポジウム開催は今回が3回目である。

 生成AIをはじめとする人工知能技術の発展により、研究や社会の姿は大きく変わりつつあり、2026年度にはAI for Scienceを推進するSPReAD1000などの公募も進められ、AI活用への期待が高まっていることから、今回の学術連携シンポジウムでは、「AI×○○」を主要テーマとして研究内容の紹介や意見交換を行うこととなった。シンポジウムでは冒頭、都市大の野城 智也 学長から本学術連携の締結に至るまでの経緯や、メンバーが変わっても連携が維持されていることは双方の特徴を活かしたパートナーシップの意義があるからではないかと述べられ、続いて、本所および都市大の教員より3件ずつ、合計6件の研究紹介が交互に行われた。本所からは合田 和生 教授が「AIのためのデータ基盤とデータ基盤のためのAI」、溝口 照康 教授が「AI×材料科学 生成AI、AIエージェントからPhysical AIへ」、山川 雄司 准教授が「高速ロボットから高速AIロボットへ」、都市大からは、藪井 将太 教授が「AI×HDD 情報化社会を支える次世代HDDの不確実性を克服する超高精度位置決め制御」、神野 健哉 教授が「AI×可視化・解析基盤 ― 深層学習の「内部」を見る ― 潜在空間の可視化から幾何学的理解へ」、高橋 弘毅 教授が「AI×宇宙・解析」と題して講演を行った。近年急速に研究が発展している分野であることを反映して、研究活動が活発に行われていることが強く伝わってくる講演が続いた。研究紹介の後、閉会の挨拶として本所 年吉 洋 所長から、すべての研究紹介が興味深いものであり、強く心を惹き付けられたと述べられ、盛況のうちにシンポジウムは終了した。

 最後に、シンポジウム開催にご尽力頂きました都市大の末政 直晃 副学長(研究担当)、野平 博司 総合理工学研究科長ならびに事務局の皆様に心より感謝申し上げます。

(リサーチ・マネジメント・オフィス 次長・教授 梶原 優介、技術専門職員 前橋 至)

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左から、開会挨拶を行う野城学長、講演する合田教授、藪井教授、溝口教授および神野教授

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左から、講演する山川准教授および高橋教授、閉会挨拶を行う年吉所長、集合写真

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