5月25日(月)、岡山県岡山市の岡山県医師会館にて、本所 ハーモニック・モビリティ研究センター(ITSセンター)は「ITSセミナー in 岡山 ~持続可能なモビリティ~」を開催した。ITSセンターでは、研究成果の社会還元、地域のニーズに即したITS(Intelligent Transport Systems、高度道路交通システム)の普及促進、人材育成・交流を目的として、2006年から全国各地でセミナーを開催している。今回は、その45回目にあたり、会場54名、オンライン37名、合計91名が参加し、盛況となった。
はじめに、ITSセンター 中野 公彦 センター長・教授および共催の岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域 橋本 成仁 教授による開会挨拶で幕を開けた。第1部では中野教授から「柏の葉地区におけるレベル4自動運転運行の実施」、ITSセンター 鳥海 梓 特任准教授から「持続可能なモビリティを支える街路ネットワーク再編の計画論 ―歩行を軸とした「みち」の在り方再整理―」と題して本所の取り組みが紹介された。第2部では、岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域 野上 保之 教授より「ITSにおけるデータ連携とサイバーセキュリティ:AI時代の社会基盤設計」、両備ホールディングス株式会社 大上 真司 上席執行役員CMSO・グループCMSOより「両備グループのモビリティサービス事業が見据えている未来」、岡山市 都市整備局 交通政策課 地域公共交通推進室 平田 晋一 副主査より「岡山市の公共交通政策について」、玉野市 地域振興部 協働・交通政策課 新 仁司 主査より「玉野市コミュニティ交通事業について」、国土交通省中国地方整備局 岡山国道事務所 安部 正和 副所長より「岡山国道事務所の新たな挑戦」と題して、セミナー開催地を中心に進められている様々な取り組みが紹介された。第3部では、本所 ITSセンター 大口 敬 前センター長・教授をモデレータ、第2部の講演者をパネリストとするパネルディスカッションが行われた。地域に密着した持続可能なモビリティの実装とその課題について、分野を超えた深い議論が行われた。最後は、安部副所長による挨拶で幕を閉じた。
(ハーモニック・モビリティ研究センター 助教 羽佐田 紘之)

左から、中野センター長と橋本教授による開会挨拶、中野教授、鳥海特任准教授、野上教授による講演

左から、大上上席執行役員CMSO、平田副主査、新主査、安部副所長による講演

パネルディスカッションの様子
左から 大口前センター長、野上教授、大上上席執行役員CMSO、平田副主査、新主査、安部副所長
盛況となった会場の様子