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【報告】東大駒場リサーチキャンパス公開2026 次世代育成オフィス(ONG)活動報告(開催日:2026/6/5.6)

 本所 次世代育成オフィス(ONG)は、6月5日(金)、6日(土)に開催された東大駒場リサーチキャンパス公開2026 において、所内ボランティアグループであるSNG(Scientists for the Next Generation)と協同で、中学生・高校生のためのプログラム「未来の科学者のための駒場リサーチキャンパス公開」及び、連携企業・団体による体験型ブースの出展を行った。

 「未来の科学者のための駒場リサーチキャンパス公開」では、全国から59校・約2,200名が参加し、2年連続で過去最高規模の参加人数となった。さらに、当日は個人や少人数グループでの参加も多くみられた。参加者は「見学おすすめマップ」を活用しながら自由にキャンパス内を見学し、体験型プログラムにも積極的に参加していた。

 ONGとの連携企業・団体による体験型ブース「"STEAM"を体験してみよう」では、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)、日本航空株式会社(JAL)、JX金属株式会社(JX金属)、一般社団法人日本トライボロジー学会の協力のもと、地下アトリウムにてブース展示を行った。小さな子どもから大人まで延べ3,200人が訪れ、終日賑わいを見せた。東京メトロブースでは、鉄道の運転士の業務や鉄道技術について学ぶとともに、紙製の車両に彩色したオリジナルの缶バッジを制作した。JALブースでは、オリジナルの折り紙飛行機を制作し、的をめがけて飛ばす体験が行われた。紙飛行機が的を通過するたびに大きな歓声があがり、飛行機の仕組みや空への関心を高める機会となった。JX金属ブースでは、「銅」の熱伝導の特性について、触って感じる化学実験を通じ、銅が日常生活で広く使用されている理由への理解を深めるとともに、科学の面白さを実感する機会となった。日本トライボロジー学会ブースでは、摩擦について、布を敷くと滑りにくくなることや、模型を使って機械内部に生じる摩擦軽減の重要性などについて体験を通して学び、摩擦の役割を身近に感じることができた。

 アンケート調査の結果、参加者からは「大学の皆さんが研究内容を分かりやすく丁寧に教えてくれ、最先端の科学技術について楽しく学ぶことができた。」「ここに来なければ気づかないような場面にも科学技術がたくさん使われていることを知り、とても有意義でよい経験になった。これからの生活の見方が大きく変わると思った。」「今後の進路選択や職業などを考える上で大いに参考になった。」等、多くの前向きな感想が寄せられた。また、参加生徒及び引率教員の約97%が「面白かった、非常に面白かった」と回答し、さらに約82%が「本イベントを通じて、以前より科学技術への関心が高まった」と答えていることから、参加者にとって学ぶことの楽しさや意義を実感できる非常に充実した機会となったことがうかがえる。

 参加者のアンケートからは、「想像していた以上の最先端技術に触れることができ、文系の私がワクワクした。」「進路を変更し、科学技術の発展について携わってみたいと感じるほどだった。」「科学技術や産業界は自分とは遠い世界だと思っていたが、実際はとても身近なものであることに驚き、勉強になった」等の感想が寄せられた。また、参加生徒及び引率教員の約80%以上が「以前より科学技術に関心を持つようになった」と回答しており、全体を通じて、参加者は学ぶことの楽しさと喜びを実感し、非常に充実した時間を過ごしたとの声が多く寄せられた。今後もONGでは、次世代の研究者たちが学びを深め、探究心を育てながら成長することをめざし、さらなる教育プログラムの充実に努めていく所存である。

 ONGでは、今後も未来の研究者たちが学びを一層深め、科学技術への理解と探究心を育みながら成長できるよう、次世代人材の育成に向けた教育プログラムのさらなる充実と発展に取り組む所存である。

 最後に、ご協力いただいた各研究室の皆さま、連携企業・団体の皆さま、SNG関係者の皆さまに心より厚く感謝と御礼を申し上げる。

 (次世代育成オフィス 室長・教授 川越 至桜、学術専門職員 上田 史恵)

上段.png
体験型ブース 左から、東京メトロ、JAL、JX金属、日本トライボロジー学会

下段.png
自由見学 左から、山崎 大 研究室、川勝 英樹 研究室 研究室、本間 裕大 研究室、桑野 玲子 研究室

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