2025年12月、本所 年吉 洋 所長と大口 敬 副所長を含む一行は、研究交流の一環としてオーストラリアを訪れました。
12月1日(月)、年吉所長、大口副所長、三宅 陽一郎 特任教授、大石 岳史 准教授、菅野 裕介 准教授、川添 善行 准教授、経理課 五十嵐 征美 課長、有馬 みき 高度学術員、野田 紗耶夏 一般職員はシドニーのニューサウスウェールズ大学(UNSW)を訪問しました。UNSWは、1843年創設のThe Sydney Mechanics Instituteを前身とし、1949年にニューサウスウェールズ州政府と連邦政府の共同支援により設立された公立大学で、オーストラリアの名門大学群「Group of Eight」の一員です。今回の訪問は、2024年10月にGrant副学長が本所を訪れたこと、さらに2025年9月にAttila Brungs学長と本学 藤井 輝夫 総長との面会に年吉所長と川添准教授が同席したことなど、一連の交流が契機となり実現しました。訪問の冒頭では、Colin Grant副学長より歓迎の挨拶が述べられ、続いて年吉所長が挨拶しました。その後、UNSWの教員12名とともに、Integrated Urban EnvironmentsおよびEmbedded Intelligence and Roboticsという二つのテーマに分かれて研究発表とディスカッションを行いました。午後にはTravel Choice Simulation Laboratory (TRACSLab)やRobotic Fabrication Lab等の研究施設の視察も実施しました。
続いて、用務のため帰国した年吉所長を除く一行はメルボルンへ移動し、2日(火)に在メルボルン日本国総領事館を表敬訪問、3日(水)にメルボルン大学を訪問しました。1853年設立のメルボルン大学は、研究・教育の双方で国内トップクラスの評価を誇る名門大学です。2025年3月にはCassidy副学長が本学を来訪した際に柏キャンパスの本所施設を視察、同年10月にはSloan副学長が来所して年吉所長、大口副所長と面会するなど、交流が着実に進んだ結果、今回の訪問に至りました。なお、大口副所長は同大学のMajid Sarvi教授と長年にわたり研究交流を続けています。メルボルン大学では、キャンパスツアおよび工学・IT学部の教員10名との懇談の後、研究・産学連携本部が主催する懇談会に参加しました。懇談会では、Mark Cassidy副学長、Alastair Sloan 研究連携担当副学長をはじめ、工学・IT学部、医学・歯学・健康科学部、建築・建設・計画学部の教員と幅広く交流し意見交換を行いました。さらに、建築・建設・計画学部の卒業制作展示やDigital Lab、インキュベーション拠点Melbourne Connectを視察しました。
いずれの大学も緑豊かで開放的な雰囲気に満ちており、研究・教育に向けられた活気あるエネルギーが随所に感じられました。今回の訪問を機に、研究者間・学生間の連携が今後さらに深まることが期待されます。
(国際・産学連携室 高度学術員 有馬 みき)

左から、UNSW Grant副学長と年吉所長、UNSW教員との集合写真、UNSWキャンパスにて 左から 三宅特任教授、川添准教授、大口副所長、UNSW Vinayak Dixit副学長補佐、年吉所長、菅野准教授、大石准教授

左から、大口副所長とメルボルン大学Cassidy副学長、メルボルン大学 工学・IT学部での懇談の様子、メルボルン大学キャンパスにて