ニュース
ニュース
トピックス
【報告】「海と希望の学園祭in kamaishi」への参加(開催日:2023/11/18.19)

 11月18日(土)、19日(日)の両日に渡り岩手県釜石市が主催する「海と希望の学園祭in kamaishi」が開催され、本所から岡部 徹 所長及び北澤 大輔 教授が現地を訪問し、本学園祭に参加した。

 本学園祭は、釜石市と本学 大気海洋研究所(大海研)及び本学 社会科学研究所(社研)が締結した地域社会連携協力協定書に基づき、相互の人的・知的資源の交流、地域社会の発展、地域の将来を担う人材育成等を目的として昨年度から開催され、今回が2回目となる。

 本所では、平成27年3月に岩手県及び釜石市と海洋再生可能エネルギー研究に関する連携協力協定を締結しており、北澤教授が中核となって研究交流活動を行っている。この実績を踏まえ、この度、釜石市からの熱心なお誘いがあり、引き続き釜石市との密接な連携協力の推進に向け、本学園祭への参加に至った。

 本学園祭では、本学教員によるトークイベント、海洋生物を紹介する展示コーナー、おさかなバスボムづくりなどの手作りコーナー、巨大バルーンオブジェの設置、手作りバルーンのプレゼント、海の生物に触れ合えるタッチプールなど、多くの参加者が楽しめる様々なイベントが催された。初日のトークイベントは、岡部所長のほか、社研 玄田 有史 所長(司会)、大海研 兵藤 晋 所長、本学 先端科学技術研究センター 杉山 正和 所長が登壇した豪華なフリートークショーで、予め用意されたQRコードを用いて、参加者からリアルタイムで寄せられる質問に対して随時回答していく形式で行われた。約1時間のトークイベントはユーモアの溢れる質疑応答となり、終始和やかな雰囲気のもと、盛会のうちに終了となった。

 また、開催期間中はご来場の皆様に、本所の様々な取組み・活動を知っていただけるよう生研の概要等の資料を配付するとともに、北澤教授が岩手県および釜石市との連携協力のもとに行ってきた研究活動を紹介するパネル掲示や資料が配付され、参加者からの質問にも北澤教授が丁寧に説明されるなど、参加者と触れ合いながら、連携協力のもとでの研究交流活動を紹介できる良い機会となった。

 なお、釜石市とは2019年10月に「大漁旗 御披露目交流会 in 釜石」を開催した縁もあり、今後も更なる連携活動の推進が期待される。                     

(総務課 副課長 清水 正一)

図上.png
左から、学園祭会場とバルーンアート、
トークイベントに登壇の4所長、左から、玄田所長、兵頭所長、岡部所長、杉山所長

画下.png
左から、トークイベントの会場風景、展示スペース会場での岡部所長と北澤教授

月別アーカイブ