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【報告】令和7年度 退職記念講演会(開催日:2026/3/11)

 本所 平本 俊郎 教授が2026年3月末日をもって本所を退職されるにあたり、3月11日(水)に「半導体集積デバイス研究:32年の軌跡と展望」と題して退職教員記念講演会が開催されました。 

 平本先生は、半導体集積デバイスであるシリコントランジスタをナノエレクトロニクスの視点から捉えた数々の先駆的で重要な研究業績を挙げてこられました。特にナノワイヤ・ナノシート型トランジスタのデバイス物理に関する研究成果は、現在の先端半導体企業における製造技術の礎となっています。また半導体技術ロードマップ委員会を国際的に先導され、応用物理学会会長を務められるなど、国内外で半導体分野における強力なリーダーシップを発揮してこられました。
 
 講演に先立ち、東日本大震災から15年が経ったこの日、会場全体で黙祷を捧げました。

 講演では、これらの主要な業績に加えて、本学での学生時代、株式会社日立製作所に入社され、その後、本所に着任された際の経緯、半導体の微細化と技術の進展の大きな時代の流れの中で歩まれた研究者人生を、エピソードを交えてご紹介いただきました。特に、平本先生が卓越した教育者であり、たくさんの卒業生が国内外を問わず半導体分野で大活躍されていることが印象的でした。ハイブリッド開催となり、現地とオンラインそれぞれ200人を超える聴講者となり、大変盛況となりました。

 4月以降も新たな立場で日本の半導体技術研究に携わられます。益々のご活躍をお祈り申し上げます。
 

 (情報・エレクトロニクス系部門 教授 小林 正治)

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平本教授、平本研究室メンバーとの集合写真

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