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【報告】CIRMM 2023年度博士・修士課程修了者成果発表会を開催(開催日:2024/2/16)

 2月22日(木)、本所附属マイクロナノ学際研究センター(CIRMM)博士・修士課程修了者成果発表会が開催され、CIRMMの教員、職員、学生、計33名が参加しました。本発表会は本学 先端科学技術研究センターのENEOSホールで行われ、スライドを用いた口頭発表とポスターセッションの2部で構成されました。

 開会にあたり、本所 CIRMM 髙橋 琢二 センター長・教授から、博士課程・修士課程の学生に向けて真摯に研究に取り組んだ成果を存分に発表して欲しい旨の挨拶をいただきました。次に博士課程修了者として、ティクシエ 三田 アニエス研究室のPierre-Marie FAUREさんから、神経細胞と心筋細胞の電気刺激・センシングプラットフォームに関する研究が紹介され、講演後の質疑でも、会場の聴講者と活発な議論が行われました。その後、修士課程修了者7名による各5分間のショートプレゼンテーションが行われました。

 ポスターセッションでは、ショートプレゼンテーションを行った修士課程修了者7名に加え、CIRMM自発的共同研究プロジェクトの2組が発表を行いました。同プロジェクトは、CIRMM内研究室に所属する学生同士が共同研究のアイデアを出し合い、それに対する研究費のサポートを行って共同研究を進めてもらうものです。今年度は3研究室12名の学生が絡んだ大プロジェクトと学生2名で集中的に取り組んだプロジェクトがあり、いずれも大きく研究が進んだようでした。計9件のポスター発表について、約2時間に渡って盛んに議論され、所内での新たな共同研究へ向けたアイデアの交換にもつながったようです。本発表会の最後に、閉会の挨拶として本所CIRMM 年吉 洋 副センター長・教授から博士課程と修士課程の修了者に向け、激励のお言葉をいただきました。

 本成果発表会は、昨年度から始まり本年度で第二回となります。本年度は夏に学生交流会を開催したこともあってか、研究室のユニットを越えた学生同士の繋がりを強く感じる会になりました。

(マイクロナノ学際研究センター 准教授  松久 直司 )

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左から、口頭発表の様子、ポスターセッションでの議論の様子

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CIRMM自発的共同研究プロジェクトに関する発表の様子、左から松久 直司 研究室 修士課程 周 元元さん、髙橋研究室 修士課程 竹本 開太さん、発表発表会参加者による集合写真

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