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【報告】Fraunhofer Institute for Biomedical Engineering IBMTと部局間協定を締結(開催日:2022/11/24)

 本所とドイツ フラウンホーファー研究機構 生物医学技術研究所(Fraunhofer Institute for Biomedical Engineering IBMT;以下IBMT)は、11月24日(木)に所長室において部局間交流協定に調印した。調印式には、IBMTよりHeiko Zimmermann所長とPeter Hauptmann 法務査定官、本所から岡部 徹 所長と担当教員である白樫 了 教授が出席した。

 この部局間交流協定は、日独双方のコロナ蔓延対策により、承認から調印までに2年近い月日を要した。フラウンホーファー研究機構は、ドイツ全土に75の研究所・研究ユニットを持つ欧州最大の応用研究機関で、ここに所属する研究所は、基礎技術を産業界に橋渡しする役割を担っている。実施形態は異なるものの、本所の設置目的に近い理念を共有しており、とりわけIBMTは欧州屈指の規模のバイオバンクを自前で有している点が特徴である。

 岡部所長とZimmermann所長は、バイオバンクの重要性や双方の組織経営の在り方等について意見交換をおこない、式は和やかな雰囲気の内に進められた。フラウンホーファー研究機構の所属機関と東大の部局規模の協定は初めてのケースであり、今後の協力・展開が望まれる。

(機械・生体系部門 教授 白樫 了)

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協定書に署名する様子
左から 岡部所長、Hauptmann法務査定官、Zimmermann所長

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左から Hauptmann法務査定官、白樫教授、Zimmermann所長、岡部所長

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