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【報告】第2回LIMMS & LAAS-CNRSワークショップ開催報告(開催日:2022/6/13,14)

 6月13日(月)、14日(火)の2日間にわたって第2回LIMMS & LAAS-CNRSワークショップが、フランスのトゥールーズで開催された。本ワークショップでは、本所のLIMMS/CNRS-IIS 国際連携研究センター(Laboratory for Integrated Micro-nano Mechatronic Systems 以下、LIMMS)とフランス国立科学研究センター(以下、CNRS)のシステム分析・アーキテクチャ研究所(Laboratory for Analysis and Architecture of Systems以下、LAAS)の研究者が、マイクロ・ナノテクノロジーに関する研究活動を発表し、意見を交換し合った。本所からのオンライン講演も織り交ぜながら、現地での講演とポスター発表を中心とし、現地で参加した本所からの参加者12名を含む約60名が参加した。

 ワークショップは、LIMMSの日仏両ディレクターのSebastian Volz 博士と野村 政宏 准教授、LAASディレクターの Mohamed Kaâniche 博士による組織と研究活動概要紹介に始まり、続いて、昨年度に設立された本学 学際融合マイクロシステム国際連携研究機構について、機構長である本所の金 範埈 教授から紹介があった。その後、専門分野が共通するバイオエンジニアリング・センシング、半導体、エネルギーなどのテーマについて幅広く活発な議論が行われた。2日目には、LAASが誇るロボットのデモや、クリーンルーム設備の見学会が行われた。

 本ワークショップが行われた週は6月のフランスとしては異例な酷暑であったが、対面でこそ可能になる深い議論をすることができ、参加者も大変満足していた。人的交流も盛んで、今後の共同研究の大幅な進展が期待できるワークショップとなった。

(LIMMS ディレクター 教授 野村 政宏)

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ワークショップ参加者の集合写真

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左から、ワークショップの風景、ポスターセッションの様子

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