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【報告】第3回路面下空洞対策連絡会および空から地表からインフラを診るデモンストレーションを開催(開催日:2022/3/4)

 3月4日(金)午前、路面下空洞対策連絡会がオンラインにて開催された。これは、都市の成熟化が進む中小都市においても道路陥没対策が必要となる流れの中で、課題先進都市の知見・データや経験を共有・集約して活用するプラットフォーム構築の実践を目指し、全国の陥没対策に関わる施設管理者間の連携強化を目的として2019年から実施しているもので、今回が3回目となる。また、午後からは、空から地表からインフラを診る特別研究会のデモンストレーションを実施した。国や自治体の道路管理者・研究者の他、本所からは水谷 司 准教授、竹内 渉 教授、桑野 玲子 教授が、路面下空洞の実態・調査手法・陥没危険度評価・対策に関わる話題提供や技術デモを行った。
 
 インフラ施設管理者および関係者約470名の参加を得て、たいへん盛況なシンポジウムとなった。閉会後に実施したアンケートにも多くのコメントや質問が寄せられ、本テーマに関する関心の高さをうかがわせた。時間の制約でシンポジウム中に回答できなかった全ての質問に対して、後日HP上で回答した。今後も継続的な取組により関係者の連携の輪が広がっていくことを期待したい。

(人間・社会系部門 教授 桑野 玲子)

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左から、プログラム、登壇者およびスタッフの集合写真 

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