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山中研究室プロトタイプ展2022「S展」を開催

 本所 山中 俊治 研究室による最新の研究成果を展示するプロトタイプ展「S展」が、3月4日(金)から3月12日(土)まで本所S棟展示室にて開催された。

 山中研究室では年に2〜3回のペースで展覧会を行っているが、近年はコロナ禍によりオンラインでの発表が続いており、本展は約2年半ぶりの本所S棟展示室での展覧会となった。

 出展作品に共通する形の特徴であり、背骨や波、道路や自動車のボディなど自然物と人工物に共通する美のシンボルである"S"を展覧会タイトルとし、2021年度に修了した学生の研究成果を中心とした7点の作品が展示された。

 入り口にはS字の壁が建てられ、展示台が広々と配置された展示空間に来場者を誘うような会場構成が行われた。

 感染症拡大防止の観点から事前予約制とし、人数制限を行っていたため従前のような入場者数とはならなかったが、会期終盤は全時間帯の予約枠が埋まるなど盛況となり、会期中約750名の来場が得られた。

(価値創造デザイン推進基盤 特任助教 村松 充)

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展覧会の様子(写真:河内 彩)

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