2021年９月10日（金）に、本所コンベンションホールにて、第97回レアメタル研究会が開催され、ニッケルやコバルトの現状と将来に関する議論が行われました。新型コロナウイルス感染症対策のため、講演会は、事実上無観客で行われ、講演の様子は、ZoomウェビナーおよびYouTubeを利用して、オンライン配信されました。

　非鉄金属関連企業、電池関連企業を中心に産官学からZoomで380名、YouTubeで190名以上が参加し、大変盛況な会となりました。講演会では、岡部 徹 特任教授による開会の挨拶の後、４名の本分野の専門家により、話題提供が行われました。オンライン配信上のチャット機能を通じて視聴者から多数の質問が寄せられ、充実した質疑応答となりました。

　講演会の後、パネルディスカッションが行われました。本所の 黒川 晴正 特任教授および 中村 崇 シニア協力員がモデレーターを務め、講師および遠隔地の参加者とともに議論を行いました。

　さらに、講演会の後には、Zoomを用いたウェブ交流会・意見交換会が行われました。

（非鉄金属資源循環工学寄付研究部門（JX金属寄付ユニット）　特任教授　岡部 徹）

開会の挨拶を行う 岡部 徹 特任教授、経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 鉱物資源課長　小林 和昭 氏、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 資源探査部探査第１課 課長　吉川 竜太 氏

住友金属鉱山株式会社 金属事業本部 ニッケル営業原料部長　丹羽 祐輔 氏、プライム プラネット エナジー＆ソリューションズ株式会社 取締役 経営戦略本部長　五十子 泰宣 氏、モデレーターとしてパネルディスカッションをもりあげる 本所　黒川 晴正 特任教授

モデレーターとしてパネルディスカッションをもりあげる 本所　中村 崇 シニア協力員、パネルディスカッションのYouTube配信の様子、コンベンションホールで行うリアル講演会＋講演のネット配信のハイブリッド研究会の様子