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「科学自然都市協創連合~宇宙開発発祥の地から繋ぐコンソーシアム~」設立1周年 ~大漁旗プロジェクト参加募集~

「科学自然都市協創連合~宇宙開発発祥の地から繋ぐコンソーシアム~」が、設立1周年を迎えました。本コンソーシアムは、昨年7月23日に、日本のロケット開発黎明期におけるロケット開発を中心となって進めた、糸川 英夫 教授が所属していた本所と、その開発にゆかりのある各自治体(千葉県千葉市、東京都杉並区、東京都国分寺市、秋田県由利本荘市、秋田県能代市、鹿児島県肝属郡肝付町)が設立したものです。科学技術を活用して夢と活力のある社会の形成を目指すとともに、知恵と経験を共有して魅力的なまちづくりに取り組む地域や組織の連携の輪を拡げることを目的としています。

本コンソーシアムは、設立記念事業として「大漁旗プロジェクト」を進めてきました。国連が提唱するSDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))と、最先端の科学・技術の視点で「まちづくり」を捉えなおす機運を全国で高めることを目的に、各地でワークショップ「もしかする〇〇 ~自然 X 科学 X まちづくり~」を開催しています。地域が誇る魅力や希望を描いた各地域の旗を制作し、日本沿岸を航行する船に託して各地をつないだあと、2021年初頭に東京大学 安田講堂に参集することをめざしています。

現在、日本全国の40を超える自治体がプロジェクトの趣旨にご賛同くださり、地域の魅力やまちづくりの展望を描いた、創意工夫あふれる大漁旗が次々と生まれています。


制作された大漁旗(左上から岩手県釜石市、岩手県陸前高田市、和歌山県和歌山市加太、秋田県仙北市、静岡県静岡市、福岡県北九州市、熊本県阿蘇郡小国町、大分県大分市、京都府亀岡市、富山県富山市)


大漁旗プロジェクト参加自治体

なお、本プロジェクトでは、引き続き参加自治体を募集しています(募集状況や応募要領など詳細は問い合わせ先をご確認ください)。華やかな図柄をイメージしやすいように「大漁旗プロジェクト」と称していますが、地域に海の有無は問いません。「つながり」が危機にさらされている今こそ、本プロジェクトにご参加いただき、日本各地とつながることで、地域活性化の一助としていただければ幸いです。

問い合わせ先: 科学自然都市協創連合

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