2022.12.06 トピックス 【報告】第1回・第2回生研イブニングセミナーを開催(開催日:2022/10/11、11/15) 第1回・第2回生研イブニングセミナーを、10月11日(火)、11月15日(火)の17:00より、駒場リサーチキャンパス内の食堂(ダイニングラボ)に於いて開催した。
2022.11.08 トピックス 【報告】河野 太郎 内閣府特命担当大臣が本所を訪問 培養肉に関する研究環境を視察(2022/9/28) 2022年9月28日(水)、河野太郎消費者及び食品安全担当大臣、新井ゆたか消費者庁長官が竹内 昌治 研究室の培養肉に関する研究環境を視察されました。当日は、当研究室と共同研究を行っている日清食品ホールディングス株式会社の安藤 宏基CEOや田中 充グローバルイノベーション研究センター所長も同席され、培養肉の研究状況に関して説明させていただきました。
2022.03.31 プレスリリース 【共同発表】日本初!「食べられる培養肉」 の作製に成功 肉本来の味や食感を持つ 「培養ステーキ肉」 の実用化に向けて前進(発表主体:大学院情報理工学系研究科) 東京大学 大学院情報理工学系研究科の竹内 昌治 教授( #東大生研 特任教授 [学内クロス・アポイントメント])の研究グループと日清食品ホールディングス株式会社は、「食べられる培養肉」の作製に日本で初めて成功しました。
2021.04.02 プレスリリース 【記者発表】レンコン構造が細胞治療の鍵!? ~ヒトiPS細胞由来膵島移植による糖尿病マウスの血糖値正常化と移植片の回収に成功~ #東大生研 の竹内 昌治 教授らの研究グループは、直径6ミリメートルのレンコン状構造のハイドロゲルにヒトiPS細胞由来膵島をカプセル化した移植片を開発しました。作製した移植片を糖尿病モデルマウスに移植したところ、半年以上の長期にわたり血糖値が正常化しました。また、一年以上の移植後に移植片を癒着なく回収することに成功しました。移植片の構造やハイドロゲルの最適化により、ヒトへの臨床応用が期待されます。
2021.01.14 プレスリリース 【共同発表】蚊の匂い受容体で呼気診断!? ~蚊の嗅覚受容体を用いたセンサにより0.5ppbレベルの匂いの検出に成功~(発表主体:大学院情報理工学系研究科) #東大生研 の竹内昌治教授らを中心とした研究グループは、人工の細胞膜上に蚊の嗅覚受容体を組み込んだ匂いセンサによって、呼気に混合した0.5ppbという微量のガンマーカーを嗅ぎ分けることに成功しました。感度や分子識別能力で従来技術をしのぐ匂いセンサを実現し、呼気診断や環境計測、危険物検知などへの応用を目指します。
2020.06.17 プレスリリース 【記者発表】移植細胞を異物反応から守るには、太めのファイバーで包むのが効果的 〜膵島細胞移植による糖尿病マウスの血糖値正常化と移植片の回収に成功〜 #東大生研 の竹内 昌治 教授らは、直径が1ミリメートル以上のハイドロゲルファイバーは、マイクロサイズのファイバーに比べて、生体内で異物と認識されにくいことを発見しました。このファイバーの中心部に、血糖に応じてインスリンを分泌するラットの膵島細胞群を詰め、糖尿病マウスに移植したところ、血糖値が100日以上正常化し、さらにファイバーを移植細胞ごと回収することに成功しました。
2020.03.10 プレスリリース 【共同発表】原始細胞のモデルが特定の分子を内部に溜め込む新現象を発見 ~生命起源の謎「分子濃縮」に迫る~ (発表主体:東京大学大学院総合文化研究科) 竹内 昌治 教授らのグループは、原始細胞を模した人工のモデル細胞を数十個同時にデバイス上に捕捉し、溶液を流し入れ、モデル細胞の挙動を顕微鏡観察する自動実験装置を開発しました。特定の蛍光分子を含む水溶液を流し入れると、流し入れている間でのみ、モデル細胞がこれらの分子を内部に溜め込むことを見出しました。生命起源の謎に迫る新現象の発見であり、さらに、合成生物学の要素技術や分子ロボティクスの技術開発、新しい細胞治療法の開発への貢献も期待できます。
2019.03.22 プレスリリース 【共同発表】肉本来の食感を持つ 「培養ステーキ肉」 実用化への第一歩 世界初!サイコロステーキ状のウシ筋組織の作製に成功(発表主体:日清食品ホールディングス) 日清食品ホールディングスと竹内 昌治教授の研究グループは、JST「未来社会創造事業」に採択された研究において、牛肉由来の筋細胞を用いて、サイコロステーキ状のウシ筋組織を作製することに世界で初めて成功しました。