荒川 泰彦 名誉教授が令和8年秋叙勲 瑞宝重光章を受章
このたび、本学名誉教授の荒川 泰彦 先生が、令和8年秋の叙勲において瑞宝重光章を受章されました。荒川先生は、1982年に半導体中の電子を三次元的に完全に閉じ込める「量子ドット」の概念とそのレーザへの応用を世界に先駆けて提案されました。その後、結晶成長技術の開発や産業界との密接な連携を通じて量子ドットレーザを実現・実用化するとともに、シリコンフォトニクスと融合した量子ドットレーザ搭載光集積チップを開拓し、現代の光電子融合技術の発展を大きく牽引されました。さらに、通信波長帯単一光子源の実現による長距離量子暗号通信の実証や、固体微小共振器における真空ラビ振動の観測など、量子光学ならびに「量子2.0」と称される現代量子技術の基盤形成に多大な足跡を残されました。