【記者発表】VOCの気体分子は固体にどう取り込まれるのか――分子性結晶の大きさによって相転移・再結晶・潮解という異なる挙動を示すことを実証――
#東大生研 の石井 和之 教授、兵庫県立大学 大学院理学研究科の阿部 正明 教授らによる研究グループは、分子性結晶が、VOC(揮発性有機化合物)の一種であるクロロホルムの蒸気を取り込んだ後に生じる、分子性結晶の多様な構造変化を観測することに成功しました。クロロホルム分子を取り込むと、大きな結晶では結晶の相転移が生じ、小さな結晶では再結晶や有機潮解現象が起こることを実証しました。「気体分子が固体にどのように取り込まれていくのか」という根本的な問いに重要な知見を与えるだけでなく、VOCのセンシング材料の開発に貢献すると考えられます。