7月8日(水)、本所の持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター(Research Center for Sustainable Material Energy Integration: SUSMAT)と韓国のソウル大学工学部の資源循環融合研究センター(Research Center for Resource Circulation: RCRC)との間で、学術・研究協力に関する覚書(MOU)を締結した。調印式は本所 コンベンションホールでの対面およびZoomを用いたハイブリッド形式で実施され、本所 年吉 洋 所長が開会の挨拶を行った。ソウル大学からはRCRC Jungshin Kang センター長・教授や、エネルギー資源工学科 Eunhyea Chung 学科長・教授らが参加した。カーボンニュートラルやエネルギー変換、重要資源の持続可能なサプライチェーンといった地球規模の課題に対し、材料科学とエネルギーシステムの統合を通じた解決を目指すべく、両センターの連携の基盤が築かれた。
調印式に引き続き、「Materials, Resources, and Energy: Innovations for the Future」と題した第1回合同シンポジウムが開催され、まず、Kangセンター長よりRCRCにおける教育・研究活動に関する講演が行われた。続いて、本所 SUSMAT 鹿園 直毅 センター長・教授から、SUSMATの紹介ならびに熱利用技術の展望と課題についての講演があった。休憩を挟み、Chung学科長よりエネルギー資源工学科の教育・研究についての紹介が行われた後、SUSMAT 八木 俊介 副センター長・教授から日韓のエネルギー・資源事情の比較分析について講演があった。資源循環や熱利用技術、両国の抱える課題などに関して活発な議論が交わされ、今後の共同研究やイノベーションの創出に向けた非常に有意義な時間となった。
(持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター 副センター長・教授 八木 俊介)

左から、開会の挨拶を行う年吉所長、
調印式の様子:左よりChung学科長、鹿園センター長、Kangセンター長、八木副センター長、
講演を行うKangセンター長

左から、講演を行う鹿園センター長、
講演を行うChung学科長、
司会と講演を行う八木副センター長