柏の葉地区の自動運転バスに新しいレベル4自動運転バス車両が加わり、1月13日(火)から運行を開始した。今回の運行は道路交通法に定められたレベル4自動運転の運行にあたる特定自動運行の全国9例目で東京都市圏の市街地では最初の事例である(注1)。
同日、記者発表会、出発式および試乗会が本学柏キャンパスで開催され、柏市 太田 和美 市長、柏市議会 坂巻 重雄 議長、岡田 智佳 副議長、柏市建設経済環境委員会 福本 愛 委員長、東武バスセントラル株式会社 岩田 敏之 代表取締役社長をはじめとする実証実験の関係者や報道関係者が出席した。太田市長、岩田代表取締役社長より、自動運転バス運行と研究開発で得られた知見の展開に対する期待も含むご挨拶をいただいた。本所 年吉 洋 所長・教授、本学 新領域創成科学研究科 伊藤 耕一 研究科長・教授、本学 モビリティ・イノベーション連携研究機構 大口 敬 機構長・柏ITS推進協議会会長・本所 教授より、柏の葉地区で行ってきた本学の取り組みや今後の展望について挨拶をいただき、本所 ハーモニック・モビリティ研究センター 中野 公彦 センター長・教授よりレベル4自動運転バスの特徴について解説があった。その後の、記念のテープカットに続き出席者による試乗が行われ、公道上の一部区間でのレベル4自動運転の様子を体験いただいた。交通・物流のドライバー不足に代表されるモビリティに関連した社会的課題を解決しうる手段としての自動運転に寄せられる高い期待が改めて実感される機会となった。
末筆ながら、今回の運行開始に至るまでに、柏の葉地区の皆様のご理解とご協力、経済産業省・国土交通省のRoADtotheL4プロジェクト・テーマ4(CooL4)に参加する各社のご支援、および、柏ITS推進協議会の参画団体の皆様によるご支援とご協力を得たこと、ここに記して謝意を表す。
注1)特定の日に限り自動運転レベル4の機能を搭載したバスで運行する。自動運転レベル4で走行するのはルート全長2.6kmのうち700mで、これ以外はレベル2自動運転機能を用いて運行する。なお、気象条件、交通状況、そのほかの都合により、自動運転レベル4による運行を行わない場合がある。
(ハーモニック・モビリティ研究センター 特任助教 霜野 慧亮)

出発式において行われたテープカットの様子
左から、中野センター長、伊藤研究科長、先進モビリティ株式会社 青木 啓二 取締役会長、岩田取締役社長、太田市長、坂巻議長、年吉所長、大口機構長、本学 モビリティ・イノベーション連携研究機構 須田 義大 前機構長・柏ITS推進協議会 前会長・東京工科大学 教授

キャンパスを出発するレベル4自動運転バス