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【報告】檜垣 万里子 研究室、山中 俊治 研究室「Re charge」展 開催(開催日:2025/5/30~7/31)

 5月30日(金)から7月31日(木)まで本所 S棟ギャラリーにて、本所 檜垣 万里子 研究室と山中 俊治 研究室が合同で、「Re charge」展を開催した。

 本展は、モノが電気を帯びたり蓄えたりする意味に加え、人がエネルギーや力を溜める意味も持つ「Charge」に「Re(再び)」を重ねたタイトルとし、昨年度から取り組んできた研究を再考・再定義する意図で企画した。

 会場には、電気自動車のパワーステーションの未来像を描いたプロトタイプや、セラミック3Dプリンティングによる未知の可能性を探る造形物など、生活におけるエネルギーインフラから素材開発まで、多岐にわたる研究成果を展示した。完成したプロダクトのみならず開発途上の素材や、企業との共同研究、大学院生らの作品も公開し、デザインプロセスの多様性と意義を示す内容となった。

 会期中は猛暑が続くなか、中高校生や家族連れ、他分野の研究者など幅広い来場があり、来場者数は延べ約1,500名に達した。

 2024年発足した檜垣研究室と、今年で13年目を迎える山中研究室による合同展示は、技術と人をつなぐプロトタイプの可能性を社会に示す貴重な機会となった。

(機械・生体系部門 檜垣研究室 特任研究員 園部 莉菜子)

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「Re charge」展の様子

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「Re charge」展 展示写真(写真: 鈴木 陽介)

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