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東京大学 生産技術研究所と平塚市が連携協力協定を締結

 東京大学 生産技術研究所では林 昌奎 教授の研究グループが本学の平塚沖総合実験タワーを含む平塚の港湾、周辺海域を活用して、海面観測や波力発電開発等の研究活動を行っており、これら海洋環境工学に関連する技術開発や人材育成を推進するため、平塚市と連携協力協定を締結しました。
 東京大学 生産技術研究所はこれまで、平塚市(神奈川県平塚市浅間町9-1 市長 落合 克宏)と連携して、海洋活用技術の開発に協力してきました。具体的には、林研究室が平成30年10月に採択された環境省委託事業である平塚波力発電所の実証事業や水中モニタリングの技術開発などを推進してきました。これらの事業は脱炭素技術のさらなる開発シーズを生み出すなど、新たな研究成果に結びついています。

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左から、落合 克宏 平塚市 市長、岡部 徹 生産技術研究所 所長

○協定の目的:
 東京大学 生産技術研究所及び平塚市の密接な連携と協力の下、海洋活用技術の研究開発を推進するとともに、新産業創出、人材育成等に寄与すること。

○協定の背景:
 平塚市と東京大学 生産技術研究所は、海洋活用技術の開発に連携協力し、環境省委託事業である平塚波力発電所の実証事業や水中モニタリングの技術開発などを推進してきた。これらの事業は脱炭素技術のさらなる開発シーズを生み出すなど、新たな研究成果に結びついている。平塚沖総合実験タワーを含む平塚の港湾、周辺海域を活用して、海洋観測や波力発電開発等の研究活動を行うとともに、これら海洋環境工学に関連する技術開発や人材育成を推進するため、連携協力協定を締結する。

○連携協力事項:
・海洋活用技術の研究開発
・海洋再生可能エネルギー及び海中観測実装に係る実証実験
・再生可能エネルギーを活用した新産業創出及びそれを支えるものづくり技術の高度化
・海洋再生可能エネルギーに関連した人材の育成
・実証実験の公開等アウトリーチ活動

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