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【報告】持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター 第2回シンポジウムを開催(開催日:2023/7/27)

 7月27日(木)に、本所 持続型材料エネルギーインテグレーション研究センターの第2回シンポジウムがオンライン開催されました。近年のマテリアルと燃料の供給不足や価格暴騰など、資源を巡る環境は不確実性を増しており、材料・エネルギー研究についても、困難な課題が山積しています。本センターは、2022年4月に本所附属センターとして発足し、材料研究者、デバイス研究者、システム研究者が相互連携することで、材料・エネルギーに関する複雑な課題の解決を目指しています。第2回となる本シンポジウムは、本所 岡部 徹 所長・教授の開会の辞に始まり、本所 鹿園 直樹 センター長・教授からセンター紹介の後、それぞれのメンバーから、センター設置からの1年間の成果と今後取り組む研究内容について講演がなされました。「再生可能エネルギーの発電出力予測を用いた需給運用計画」、「蓄電デバイスを導入した電力システムにおける多面性分析の可能性」、「持続可能社会における高級鋼の循環製造へ向けて」、「次世代エネルギーシステムにおける非鉄金属製造・リサイクルプロセスの可能性」、「アンモニア燃焼の後処理を想定した窒素酸化物NOx+N₂O同時除去可能な環境触媒設計」、「固体酸化物形セル~電極評価から材料合成まで~」と題して、マテリアルからシステムまで広範な領域をカバーする取り組みが紹介されました。産学官から多数の聴講があり、盛況な会となりました。                       

(持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター センター長・教授 鹿園 直毅)


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左から、開会の辞を述べる岡部所長、センターについて説明する鹿園センター長

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左から、司会を行う本所 八木 俊介 副センター長・准教授、本所 竹内 知哉 特任准教授 による講演の様子

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