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東京大学駒場リサーチキャンパス公開 2023 (開催日:2023/6/9-10)

 東京大学 生産技術研究所および先端科学技術研究センターは、6月9日(金)、10日(土)の2日間にわたり、東京大学駒場リサーチキャンパス公開2023をハイブリッド形式にて開催いたします。
 東京大学 駒場リサーチキャンパス公開は、広く研究や活動内容を知っていただくことを目的として、専門家や一般の方々を対象に年に1回開催しています。本年度も、キャンパスでの対面企画とオンラインでの配信などを併用したハイブリッド開催で、世界トップクラスの研究者たちによる最新の研究成果に触れられるさまざまな催しを実施いたします。
 企業や他研究機関の研究者の方々はもちろん、次世代を担う未来の科学者である小中高生や一般の方々にも、科学をより身近に感じ、興味を持っていただけるような内容となっておりますので、キャンパスに足をお運びいただく、または、ご自宅や外出先のパソコン、スマートフォンから、最先端の研究をお楽しみいただければ幸いです。みなさまのご参加をお待ちしております。

※キャンパスにご来場いただくには、事前予約をお願いします。
※新型コロナウイルス感染症の感染状況によっては、来場型を中止し、オンライン型のみの開催となる可能性もあります。

事前予約受付およびプログラムやスケジュール、開催形態に関する最新の情報は、特設ウェブサイトでご案内しております。

○参加申し込み:
一般来場者
 キャンパス公開2023へのご来場に際しては、ウェブサイトから「来場事前登録」を行っていただき、当日受付にて「参加証」のご提示をお願いします。(スムーズなご来場のため、事前登録へのご協力をお願いいたします。)

イベント概要

日 時 :2023年6月9日(金)、10日(土)
場 所 :東京大学 駒場リサーチキャンパスおよびオンライン(会場地図参照)
詳 細 :東京大学駒場リサーチキャンパス公開2023 特設ウェブサイトhttp://komaba-oh.jp/

プログラム例

■6月9日(金)10:00~11:50
特別講演「デジタルトランスフォーメーション」

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 AI、IoT、ビックデータなどのデジタル技術を浸透させることで人々の生活や社会の在り方を革新し、新たな価値を創造するデジタルトランスフォーメーション(DX)への期待が高まっています。今回の駒場リサーチキャンパス公開では、生産技術研究所と先端科学技術研究センターにおけるDXに関する取り組みとして、DXがもたらす価値という光の裏に潜むリスクとその解決、また、DXが建築や都市の創りかたに与えるインパクトと可能性について紹介します。

10:00~10:20 所長挨拶
生産技術研究所 所長 岡部 徹 教授
先端科学技術研究センター 所長 杉山 正和 教授

10:20~11:05 「デジタルトランスフォーメーションとディペンダビリティ」
生産技術研究所 松浦 幹太 教授
 社会活動に関するデジタルトランスフォーメーションは、パンデミックの経験からもわかるように、コスト削減だけではない様々なメリットをもたらします。ただし、セキュリティとプライバシーの課題や、増大する電力消費など社会受容性に関わる課題を抱えています。本講演では、これらの社会課題を解決し、かつ、メリットを最大限高めることによって、多様な関係者に支持される「ディペンダビリティ」の確立を目指す研究についてお話しします。

11:05~11:50 講演
「建築・都市におけるAIとビックデータの可能性」
先端科学技術研究センター 吉村 有司 特任准教授
 デジタルテクノロジーの進展は我々の日常生活と都市風景、都市の創りかたを根本的に変えつつあります。機械学習など新しいタイプの分析手法の登場は、人の目と手だけに頼っていては不可能だった計算量を実現し、都市の背後にある「隠れた秩序」を解明し始めています。このような科学と技術の進歩とそれが引き起こす変化は、建築や都市の創りかたに影響を与えるのでしょうか?「データを用いたまちづくり」は、我々の生活を豊かにするのでしょうか?本講演会では、建築・都市にとってのAIとビックデータの可能性を探っていきます。

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会場地図

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