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【報告】オンラインシンポジウム「UTokyo-Cambridge Voices」を開催(開催日:2023/3/21)

 英国・ケンブリッジ大学は2015年から本学の戦略的パートナーシップ大学となっており、戦略的パートナーシップ大学プロジェクトのなかで交互に合同シンポジウムを開催している。その一環として、3月21日(火)の午後6時(英国時間午前9時)に本所と工学系研究科、およびケンブリッジ大学IfM(Institute for Manufacturing)の共催でオンラインシンポジウム「UTokyo-Cambridge Voices」を開催した。今回のシンポジウムのテーマは「Engineering the future by management」であり、マネージメントと工学の関係性や協働に焦点を絞った。

 シンポジウムは本所 梶原 優介 准教授が開会挨拶を行い、戦略的パートナーシップ大学プロジェクトの内容について詳しく説明を行った。その後、ケンブリッジ大IfM Robert Phaal博士がファシリテータを務め、本所 野城 智也 教授が「Carbon trading for the built environment related sectors」というタイトルで講演を行い、ケンブリッジ大IfM Ajith Parlikad教授から「Digital Twins for Asset Management」という内容についてご講演をいただいた。野城教授は本パートナーシップ発足前からケンブリッジ大との連携強化に多大な貢献をされており、定年退職前の記念的な講演でもあった。そのため日本では祝日ながらも多くの聴衆が参加し、非常に活発な質疑応答が交わされた。講演終了後には工学系研究科 木下 裕介 准教授から来年度以降の活動について簡単なアナウンスがあった。

 「UTokyo-Cambridge Voices」は2023年度も引き続き工学系研究科と共同で開催し続ける予定であり、様々な連携プロジェクトに発展させていくことを目指している。また、本パートナーシップにおいては2023年秋にケンブリッジ大学にて対面型のシンポジウムも企画されている。興味のある方は是非ご参加いただきたい。                       

 (機械・生体系部門 教授 梶原 優介)

上段2.png
左から、梶原准教授による挨拶、司会を務めるPhaal博士、木下准教授によるアナウンス、

中段_野城先生.png
野城教授のオンライン講演

下段_Parikad先生.png
Parlikad教授のオンライン講演

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