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【報告】第31回 生研フォーラム 「宇宙からの地球環境・災害のモニタリングとリスク評価」を開催(開催日:2023/3/6~7)

 3月6日(月)と7日(火)に、第31回 生研フォーラム「宇宙からの地球環境・災害のモニタリングとリスク評価」が、本所のS棟プレゼンテーションルームにてハイブリッドで実施されました。新型コロナウイルス感染症も収束の兆しが見えつつありますが、ヒトと動物の健康とそれらを取り巻く地球環境を一つの学問領域として統括的に科学するマンハッタン原則「One Health One World (OHOW)」の重要性が改めて着目されております。本年度は、日本国内のみならず、スイス、ミャンマー、タイ、フィリピン、中国、オーストラリアからも40名ほどがご参加くださり、フィリピン大学ディリマン校のJeark Principe 教授ほか、合計26件の研究発表が質疑も含めて英語で行われました。数年前から始めた英語による開催で、国内参加者は減ってしまうと危惧されましたが、北海道大学、千葉大学、山口大学、長崎大学、九州大学など、留学生を中心に新規に参加されるメンバーがおり、開催の意義を改めて実感いたしました。また、昨年度に引き続き、政変の関係で研究教育活動に困難が生じているミャンマーからは、ヤンゴン工科大学の教員や学生さんがオンライン参加して下さり、大変嬉しい再会となりました。

 本フォーラムは、長年にわたる研究教育活動を支える国際的なヴァーチャル研究ネットワークとして機能しており、今後もこうした活動を継続していくことが大切だと考えております。                       

 (人間・社会系部門 教授 竹内 渉)

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左から、参加者のグループ写真 1日目と2日目、Principe 教授による研究発表の様子

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