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JST未来社会創造事業シンポジウム 「洪水が災害にならない社会の実現に向けて(開催日:2023/3/22)

洪水についての予報は、現在では最大6時間前にしか発表されていませんが、最大39時間前の洪水予測・水位予測の研究・提供が一部で進んでいるほか、洪水予報に関連する気象業務法の改正が現在国会で議論されています。
長時間先の洪水予報発表が現実のものとなる近い未来を見据え、現時点での複数の洪水予測技術・水位予測技術の最新情報を紹介するとともに、長時間先の洪水予測によって、自治体業務や民間企業・住民の行動、ひいては社会が、どのように変化していくかについてを探るべく、先行して長時間洪水予測の利活用について検討している長野の地で、シンポジウムを開催します。

〇日時:令和5年 3月 22日(水)13:30 ~ 18:00
・第1部:洪水予測の最新技術とその未来
・第2部:洪水予測への期待と社会のありかた
・パネルディスカッション/洪水予測の社会実装で何が変わるか
〇場所(ハイブリッド開催):
・善光寺 本坊 大勧進 紫雲閣 大広間(長野県長野市元善町492)
・オンライン(Zoomウェビナー)
〇定員:現地 100名、オンライン 1,000名
〇申込:要事前申込、以下URLより登録願います
https://forms.office.com/r/LLJkHaUFEA

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〇当日の登壇者と内容
【開会挨拶】(13時30分~)
科学技術振興機構未来社会創造事業「顕在化する社会課題の解決」領域 運営統括 高橋桂子 氏(オンライン参加)
長野県 副知事 関昇一郎 氏

【第一部】講演/洪水予測の最新技術とその未来(13時40分~)
6時間以上先の洪水予測・水位予測を研究・提供している、研究者や民間企業たちの最新の活動状況から、「洪水予測のいま」を紐解きます。

東京大学 生産技術研究所 同位体水文気象学 教授 芳村圭 氏
京都大学 防災研究所 水資源環境研究センター 助教 山田真史 氏
国土技術政策総合研究所 河川研究部 水循環研究室 主任研究官 土屋修一 氏
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 損害サービス業務部 担当次長 多嘉良朝恭 氏
株式会社建設技術研究所 東京本社水システム部 次長 米勢嘉智 氏

【第二部】講演/洪水予測への期待と社会のありかた(15時15分~)
1日以上先の洪水予測情報があると、企業、住民、自治体、マスコミの行動はどう変わるか。それにより社会はどう変化するか。産・学・官様々な立場から、洪水予測への期待や行動変容等について、発表します。

名古屋大学 大学院工学研究科 土木工学専攻 准教授 中村晋一郎 氏
長野県 企画振興部 DX推進課 課長 永野喜代彦 氏
NHK メディア総局 クリエイターセンター ディレクター 大石寛人 氏
東日本旅客鉄道株式会社 JR東日本研究開発センター 防災研究所 主幹研究員 佐藤大輔 氏
東京大学 先端科学技術研究センター 共創まちづくり分野 特任助教 大津山堅介 氏

【第三部】パネルディスカッション/洪水予測の社会実装で何が変わるか(16時55分~)
民間でも長時間先の洪水予報が可能となるなど、長時間洪水予測が社会実装された際の未来像について、第1部、第2部の登壇者それぞれの間で、予測技術提供者またはユーザーの立場を踏まえ、ディスカッションを行います。

Part1:第1部の講演者
Part2:第2部の講演者

【閉会挨拶】(17時55分~)
東京大学 生産技術研究所 所長 岡部徹 氏(オンライン参加)

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