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【報告】国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センターとの協定調印式(開催日:2022/12/22)

 2022年12月22日(木)、本所と国立精神・神経医療研究センターは、国立精神・神経医療研究センター 教育研修棟ユニバーサルホール1にて、連携・協力の推進に関する協定を締結するにあたり、調印式を行いました。

 2021年4月以来、本所と国立精神・神経医療研究センターの研究者の間では、特定の研究テーマについて交流を行ってきました。その結果、脳神経回路の修復を評価する技術開発やそれに基づく治療薬の開発、ミニ臓器の作製(脳・血管オルガノイドの3D培養)と再生医療など、具体的な共同研究テーマが立ち上がりつつあります。その他にも、無侵襲で採取可能な神経筋疾患患者由来の尿細胞とバイオエンジニアリング技術を用いた病態・治療研究など、共同研究の展開が、十分に期待されるとの相互認識に至っています。

 このような経緯を踏まえ、両機関の広範な研究分野における高いポテンシャルを活用し、医療・ヘルスケアの振興に資することを目的として、今回の連携・協力協定の締結に至りました。

 医工連携によって、世界で急速に進む予防・診断・治療技術の革新および先進的工学手法を取り入れ、医工学を担う次世代の人材の育成と交流に関して連携・協力することによって、医療・ヘルスケアの振興に資することを目指していきます。                        

 (機械・生体系部門 准教授  松永 行子)

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協定書に署名する様子
左から 国立精神・神経医療研究センター 中込 和幸 理事長、本所 岡部 徹 所長

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左から 本所 松永 行子 准教授、高橋 喜博 事務部長、岡部所長、
国立精神・神経医療研究センター 中込 理事長、企画戦略局 永田 充生 局長、神経研究所 岩坪 威 所長、 神経薬理研究部 村松 里衣子 部長、 遺伝子疾患治療研究部 青木 吉嗣 部長

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