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本所設立70周年記念事業/科学自然都市協創連合設立記念事業 大漁旗プロジェクト フィナーレ at 東京大学 安田講堂 開催

 7月4日(日)、本所設立70周年記念事業/科学自然都市協創連合設立記念事業 大漁旗プロジェクトのフィナーレイベントが開催され、無観客の本学 安田講堂よりオンライン配信されました。大漁旗プロジェクトは、SDGs(持続可能な開発目標)と最先端の科学・技術の視点で「まちづくり」を捉える機運を全国で高めることを目的に、日本各地が誇る魅力とビジョンを描いた大漁旗を自治体ごとに制作し、本学 安田講堂にすべての大漁旗を結集するものとして、2019年10月からスタートしました。全国8か所でのワークショップ開催などを経て、最終的には52の自治体等の参加を得ることができました。

 フィナーレイベントは、内多 勝康 氏(元NHKアナウンサー)の総合司会のもと、岡部 徹 所長による開会挨拶から始まり、科学自然都市協創連合の会員自治体を代表して、秋田県能代市長 齊藤 滋宣 様からご挨拶をいただきました。前所長としてプロジェクトを牽引してきた岸 利治 教授(70周年記念事業特別委員会委員長)および、松山 桃世 准教授によるプロジェクト説明を経て、52自治体等が制作した大漁旗を各自治体等からのVTRメッセージとともに紹介しました。

 また、沖 大幹 教授(本学総長特別参与/国連大学 上級副学長)から「持続可能な開発と大漁旗」と題したご講演をいただくとともに、事前収録された東京大学運動会応援部による演舞も披露されました。登壇者の審査による、各自治体等の大漁旗およびVTRメッセージにおけるベスト賞を発表したのち、藤井 輝夫 総長からのご挨拶、岸 利治 教授の閉会挨拶をもって、フィナーレイベントは終了しました。

 イベントは3時間に及びましたが、終始たくさんのコメントが寄せられ、視聴者は累計で15,000人を超えました。視聴者の投票で、自治体への賞を決める試みも、長い配信時間を飽きずに見てもらう企画として、奏功したものと思います。

 今後も、科学自然都市協創連合が地域・社会連携を担っていく魅力ある組織として発展することを願いつつ、社会連携・史料室としても、当プロジェクトで繋がったご縁を大切にして、今後も事務局として協力していきたいと考えています。最後に、当プロジェクトの企画運営にあたり、多大なご協力を賜った全ての皆様に、心よりお礼を申し上げます。

(社会連携・史料室)

R1_写真【大漁旗プロジェクト】大漁旗全景.jpg
安田講堂内 大漁旗全景

図1大漁旗.png
岡部所長による開会挨拶、左から沖教授・岸教授・松山准教授・岡部所長

図2大漁旗.png
齊藤 滋宣 秋田県能代市長による挨拶、藤井 輝夫 総長による挨拶

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