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文部科学省「『富岳』成果創出加速プログラム」「『富岳』を利用した革新的流体性能予測技術の研究開発」 第1回「富岳」流体予測革新プロジェクトシンポジウム

 3月10日(水)に、文部科学省のプロジェクトである「『富岳』成果創出加速プログラム」「『富岳』を利用した革新的流体性能予測技術の研究開発」に関する第1回「富岳」流体予測革新プロジェクトシンポジウムを、Webex Eventsによるオンラインにて開催した。民間企業154社からの参加者を含め、292名の方々にご参加いただき、盛会裡に終了した。

 本シンポジウムでは、2019年度まで実施された文部科学省のプロジェクト、ポスト「京」重点課題⑧「近未来型ものづくりを先導する革新的設計・製造プロセスの開発」の最終成果である、スーパーコンピュータ「富岳」(以下、「富岳」)向けに最適化されたアプリケーションソフトウェアを実際に「富岳」上で実行することによって得られた最新の成果を報告し、それを踏まえて、「富岳」の時代のものづくりシミュレーションについて議論された。シンポジウムの最後には、産業界の方を登壇者に迎え、「『富岳』を利用したものづくりの変革への期待」と題したパネルディスカッションを行った。3月9日(火)に共用が開始された「富岳」を利用することにより、ものづくり分野において期待されている変革を共有し、また、それを実現するための課題を明確にするための意見交換を行った。「富岳」におけるシミュレーション技術の利用への高い関心をうかがうことができた。

(革新的シミュレーション研究センター センター長・教授 加藤 千幸)

図 富岳.png
加藤教授による講演

図 富岳2.png
パネルディスカッションの様子

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