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【報告】レアメタル研究会:リアル+オンライン配信のハイブリット講演会を開催 ~海外・独国ゴスラーからのウェブ講演に250名以上が聴講~

 9月25日(金)に、レアメタル研究会主催、本所 非鉄金属資源循環工学寄付研究部門(JX金属寄付ユニット)ならびに、持続型エネルギー・材料統合研究センターなどの共催による、第92回 レアメタル研究会(テーマ:非鉄金属、特殊金属の動向)が開催されました。

 本講演会は、感染予防対策の観点から、実際にコンベンションホールに集まる聴衆は20名程度に制限し、講演の様子はウェブで外部にオンライン配信するという新しいスタイルの講演会を行いました。

 講演会は、三井金属鉱業株式会社 金属事業本部 本部長 常務執行役員 角田 賢 氏による「中国台頭前後の非鉄金属業界概観と当社リサイクル製錬の歩み」、本所 岡部 徹 特任教授による「ニオブやタンタルの過去、現在、未来」、続いてTANIOBIS GmbH(JX金属グループ)Senior Project Manager 野瀬 勝弘 氏による、「新生TANIOBIS(ドイツ駐在員からの最新情報・話題提供)」に関する講演が行われました。

 コンベンションホールでの参加者数は極めて疎であったものの、実際には、遠隔地から250名以上が聴講する大変盛況な会となりました。Zoomを利用するハイブリッド講演会は、レアメタル研究会としては、前回の研究会(第91回)に続き2回目で、ハウリング対策等、運営上の困難はありましたが、映像技術室の支援のもと、非常に高い質の音声と映像を配信することができました。今回は新たに、海外からの講演をインターネットを介してリアルタイムで行う特別新企画「海外・ドイツ・ゴスラーからの オンライン講演」を行いました。時差や回線不良のリスクがあるため、講師は気苦労が多かったと思われます。回線接続テスト等の入念な事前の準備が功を奏し、講演会は大きなトラブルもなく終わり、皆さまから、高い評価のコメントが多数寄せられました。今回の成功と経験を糧に、次回は、新たに「オンライン 講演会+ポスター発表+交流会」を行うべく準備中です。

(非鉄金属資源循環工学寄付研究部門(JX金属寄付ユニット) 特任教授 岡部 徹)


左から、講演を行う 角田 賢 氏、岡部 特任教授、野瀬 勝弘 氏


実際の講演会の様子:無観客講演会に近い状況であった。ネットでは、250 人以上が視聴していた。

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