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【報告】「イスラエルx日本シンポジウム@東大駒場リサーチキャンパス2019」(2019/10/07)

2019年10月7日(月)、本学とイスラエル学術機関との学術交流の活性化を目的として、イスラエル×日本シンポジウム@東大駒場リサーチキャンパス2019が、本所An棟コンベンションホールにて開催された。本シンポジウムは、駐日イスラエル大使館後援のもと、先端科学技術研究センター(先端研)および本所のカウンターパートである、テルアビブ大学およびベツァルエル美術デザインアカデミーそれぞれとの近年の学術交流の取り組みに焦点を当て、「国際安全保障および科学&デザイン」について先端研・本所共同開催という形式で実施された。

シンポジウムは、本学 羽田 正 大学執行役副学長、先端研 神崎 亮平 所長および本所 岸 利治 所長の開幕挨拶で始まった。第一部は、国際安全保障のトピックについて、テルアビブ大学 メイア リトヴァク 教授、慶應義塾大学 中山 俊宏 教授らの基調講演をもとに先端研 池内 恵 教授およびテルアビブ大学 ブランドンフリードマン教授によるラウンドテーブル形式のディスカッションが行われた。


第一部:「国際安全保障」ラウンドテーブル

第二部は、科学&デザインのトピックについて、本所DLXデザインラボの山中 俊治 教授、マイルス ペニントン 教授、ベツァルエル美術デザインアカデミー ロミ ミクリンスキー博士が科学者とデザイナーとの協働例とその重要性について講演した。その後、本所 ユーリ クレバノフ研究員、松永 行子 准教授、ベツァルエル美術デザインアカデミー イアル フリード氏が、ヘルスケアに関する共同プロジェクト「Attune」について紹介した。後半には、講演者全員が登壇し、科学とデザインの融合についてパネルディスカッションが行われた。


第二部:「科学&デザイン」パネルディスカッション

シンポジウム後は、場所をホワイエに移し、懇親会が催された。ヤッファ ベンアリ 駐日イスラエル大使からは、多角的に物事を観察し新しいものをうみだすことの重要性についてメッセージが送られた。今回は、2つの異なるテーマだったこともあり、イスラエル関係者のほか、国際安全保障および科学・デザインに関連する一般・企業・大学関係者合わせて約120名が参加し、今後のイスラエル学術機関との交流進展が期待できる象徴的なシンポジウムとなった。


懇親会でのヤッファ ベンアリ大使からのご挨拶


共同開催の成功を祝う先端研 神崎所長(右)と生研 岸所長(左)
日本-イスラエル学術交流を通して2つの部局長、教員、事務職員が一丸となり実施した

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