2月15日（木）～16日（金）の2日間にわたり第2回東京大学技術発表会が駒場I、IIキャンパスで開催され、学内外から200名以上の参加があり、本学の技術職員たちの日頃の業務や研究成果など多岐にわたる分野の発表と質疑応答が行われました。
東京大学技術発表会は東京大学総合技術本部の主催により開催される全学の技術発表会であり、平成28年3月に第1回が本郷キャンパスで開催されています。第2回は駒場キャンパスでの開催となったことから、総合技術本部員および駒場キャンパス技術発表会実行委員会の委員を元に第2回東京大学技術発表会実行委員会が組織され、先端科学技術研究センター、大学院総合文化研究科・教養学部および本所の協力により企画・運営が行われました。
本発表会は開会式で光石衛総合技術本部長および藤井輝夫所長から挨拶いただき、三澤徹実行委員長の開会宣言で始まりました。開会式後は実行委員会による特別企画「駒場キャンパス紹介」を挟み、高間信行技術職員が「東京大学の技術職員‐総合技術本部の役目と技術職員の在り方‐」と題して特別講演を行いました。その後、2日間にわたり口頭発表15件、ポスター発表31件の合計46件の発表が行われ、本所からは吉田善吾技術専門職員、上村光宏技術職員、山口映理子学術支援職員の3名が口頭発表を行いました。
情報交換会は15日に駒場Iキャンパス駒場コミュニケーション・プラザ南館1階「Cafeteria若葉」で行われ、本学教職員のほか、外部からも参加者があり、活発な技術交流が行われました。全学の技術職員が集まる機会は少ないことから、普段は直接の交流がない職員同士の交流も活発に行われていました。
16日には駒場I、IIキャンパスの施設見学会が実施され、本所の施設としては試作工場、映像技術室、流体テクノ室といった共通施設のほか、水中ロボット水槽や無音環境境界層風洞等の研究設備も見学いただきました。
閉会式においては神崎亮平先端科学技術研究センター所長および石田淳大学院総合文化研究科長から挨拶いただき 、発表会は盛会裏に幕を閉じました。

光石総合技術本部長挨拶

藤井所長挨拶

高間技術職員による特別講演

ポスター発表