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日本学士院第107回授賞式にて荒川泰彦教授が日本学士院賞を受賞

 2017年6月12日、天皇皇后両陛下ご臨席のもと、日本学士院で行われた第107回授賞式において、荒川泰彦教授が日本学士院賞を受賞しました。式に先立ち、各受賞者が研究内容や成果を両陛下にご説明し、ご質問に答える時間もありました。
荒川教授の受賞理由は、「量子ドットとその光素子応用に関する研究」です。
量子ドットレーザー研究の創始から実用化まで世界をリードするとともに、単一光子発生素子や量子ナノ構造光物性の研究において卓越した成果を達成し、量子ドット科学技術の発展に大きく貢献しました。これまでに、江崎玲於奈賞、藤原賞、内閣総理大臣賞(産学官連携功労者)、紫綬褒章、C&C賞、IEEE David Sarnoff賞、Heinrich Welker賞、Nick Holonyak, Jr. 賞をはじめ、多数の賞を受賞しています。
 今回の受賞について荒川教授は「学者にとって最も栄誉ある賞の一つを受賞し、光栄です」と語っています。
 今後のますますのご活躍を心よりお祈りしています。

(文:広報室 伊地知 恵/写真:映像技術室)

 
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インタビューに答える荒川教授


荒川研究室 http://www.qdot.iis.u-tokyo.ac.jp/index.html

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