ニュース:プレスリリース
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プレスリリース
【共同発表】電力系統の混雑緩和を実現するシステムのフィールド実証を開始―2050年カーボンニュートラルに向け、分散型エネルギーリソースの活用による 配電用変電所の混雑緩和の実現性を検証―(発表主体:新エネルギー・産業技術総合開発機構)
NEDOと東京電力パワーグリッド株式会社(幹事会社)、学校法人早稲田大学、株式会社三菱総合研究所、関西電力送配電株式会社、京セラ株式会社、#東大生研、中部電力パワーグリッド株式会社、東京電力エナジーパートナー株式会社、東京電力ホールディングス株式会社および三菱重工業株式会社の10者からなるコンソーシアムは、「電力系統の混雑緩和のための分散型エネルギーリソース制御技術開発(FLEX DERプロジェクト)」(以下、本事業)に取り組んでいます。 このたび、本事業において、蓄電池などの分散型エネルギーリソースを活用した系統混雑緩和の実現性を確認するフィールド実証を開始しました。フィールド実証では、実際の電力系統に実証用システムを構築し、配電用変電所の混雑緩和の実現性を確認するための技術的検証を行います。 この検証結果を既存設備に最大限活用し、再生可能エネルギー導入量を拡大させるためのシステム開発に活かすことで、2050年カーボンニュートラル実現に貢献します。
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【共同発表】「主鎖編集」により 微生物で分解するプラスチック合成へ新たな道――プロピレンと一酸化炭素と過酸化水素から合成――(発表主体:大学院工学系研究科)
東京大学 大学院工学系研究科の野崎 京子 教授、山口 和也 教授、高橋 講平 特任研究員、Haobo Yuan(ハオボー ユエン)特任研究員、林 慎也 大学院生(研究当時)、Chifeng Li(チーフォン リー)大学院生(研究当時)、 #東大生研 の吉江 尚子 教授、中川 慎太郎 講師、Jian Zhou(ジェン ジョウ)特任研究員(研究当時)、群馬大学 大学院理工学府の粕谷 健一 教授、同大学 食健康科学教育研究センターの鈴木 美和 助教、藤掛 伸宏 研究員(研究当時)らの研究グループは、安価で豊富な工業原料であるプロピレンと一酸化炭素と過酸化水素から、土壌中の微生物による分解性を示す高分子を合成しました。本手法は、目的の高分子を直接合成するのではなく、まず別の高分子を合成し、その高分子の鎖に対してさらなる化学反応を施す「主鎖編集」の戦略をとることで、低コスト原料から目的高分子を合成するものです。従来法では、同様の構造を持つ生分解性プラスチックを、微生物を用いた発酵や高価な化学原料を用いて合成していたため製造量や生産コストに課題があったのに対し、本手法では、安価で豊富な工業原料を用いるため、潜在的には大規模で低い生産コストでの製造が可能であり、生分解性汎用プラスチック活用代替への拡大へ道が開けました 。
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【共同発表】磁性半金属の特異な磁性をゲート電圧で変調することに成功――スピントロニクスへの応用展開に期待――(発表主体:大学院工学系研究科)
東京大学 大学院工学系研究科 附属量子相エレクトロニクス研究センターの中野 匡規 特任准教授(研究当時、研究当時:理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター創発機能界面研究ユニット ユニットリーダー兼任、現:芝浦工業大学 工学部 教授)、同研究科 物理工学専攻の岩佐 義宏 教授(研究当時、研究当時:理研創発物性科学研究センター創発デバイス研究チーム チームリーダー兼任、現:理研創発物性科学研究センター 副センター長、同センター創発デバイス研究グループ グループディレクター)、梶原 駿 大学院生(研究当時)、王越(オウ エツ)大学院生(研究当時)、 #東大生研 の松岡 秀樹 特任助教(理研創発物性科学研究センター創発デバイス研究チーム客員研究員兼任、研究当時:同センター基礎科学特別研究員)らの研究グループは、同大学 大学院工学系研究科 附属量子相エレクトロニクス研究センターの平山 元昭 特任准教授(理研創発物性科学研究センタートポロジカル材料設計研究ユニット ユニットリーダー兼任)、同大学 先端科学技術研究センターの野本拓也講師(研究当時、現:東京都立大学理学部物理学科 准教授、理研創発物性科学研究センター計算物質科学研究チーム 客員研究員兼任)、有田 亮太郎 教授(理研創発物性科学研究センター計算物質科学研究チーム チームリーダー兼任)と共同で、磁性半金属と呼ばれる特殊な強磁性体において、強磁性転移温度、磁気異方性、磁気輸送特性などの性質を、ゲート電圧で変調することに成功しました。強磁性転移温度の大幅な上昇、磁気異方性の完全な切り替えなどの劇的な変化が観測され、その起源として、半金属的な電子構造と磁性の強い結合が示唆されました。本研究の結果を利用することで、磁性半金属を主役とする新原理スピントロニクスデバイスへの応用展開が期待されます。
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