EVを再生可能エネルギーの需要の柱に [UTokyo-IIS Bulletin Vol.10]
気候変動の悪影響を軽減するため、日本をはじめ世界100カ国以上が、二酸化炭素の排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」を目指すことを宣言しています。しかし、日本は温室効果ガスを排出しないエコカーや、電気自動車(EV)の普及で欧州の国々の後塵を拝しています。この状況を逆転させようと、♯東大生研 の馬場 博幸 特任准教授と今中 政輝 助教は、EV充電器などを使い、今後普及拡大が見込まれる再生可能エネルギーの需給バランスを需要側で調整するIoT技術や、ユーザー目線の充電の仕組みを開発しています。