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第4回 未来ロボット基盤技術シンポジウム -ロボット社会に向けての技術開発-

2020年11月26日(木)、第4回 未来ロボット基盤技術シンポジウム -ロボット社会に向けての技術開発-を開催した。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、Zoomウェビナーによるオンラインとした。初めてのことで不安もあったが、昨年並みの108名の参加をいただいた。未来ロボット基盤技術 社会連携研究部門は、日本電産株式会社との共同研究として、2016年4月より5年の予定で始まり、4年半を経過したところである。

本シンポジウムは、未来のロボット社会の姿と、それに向けて技術開発し、備えておくべきものを議論することを目的に開催した。第4回は、ロボットの動きに焦点をあて、本学大学院工学系研究科人工物工学研究センター 太田 順 教授より、『看護動作を教育・支援するロボットシステムの開発』、京都先端科学大学 工学部機械電気システム工学科 福島 宏明 教授より『ロボットの群れの分散制御』、本学大学院情報理工学系研究科 稲葉 雅幸 教授より、『知能ロボット研究での気づきと展開』のご講演をいただいた。

シンポジウムでは、日本電産 片山 幹雄 副社長執行役員と本所 岸 利治 所長からの挨拶に続き、本社会連携研究部門メンバーである新野 俊樹 教授より、『未来ロボット基盤技術 社会連携研究部門の紹介』、日本電産生産技術研究所の豊嶋直穂子 研究第2部長より、『未来ロボット基盤技術の取り組みと期待』、大石 岳史 准教授より、『サイバー考古学:3次元ビジョン技術とロボティクス応用』と、前述の3件の講演があり、最後に日本電産 小関 敏彦 専務執行役員 同社生産技術研究所所長から、講評をいただいた。

初めてのオンライン開催だったが、所外講師の講演では、複数の質問、Q&Aへの書き込みがあり、活発な質疑が行われた。本シンポジウム開催にあたり、お世話になった皆様に感謝いたします。

(未来ロボット基盤技術 社会連携研究部門 特任教授 森 三樹)

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