2022.10.27 トピックス 【報告】量子・フォトニクス・ナノ分野のオランダ使節団来訪(2022/10/13) 在日オランダ大使館主催により、10月13日(木)にオランダ経済・気候政策省のMichiel Sweers氏を団長とするオランダの量子技術・フォトニクス・ナノ(Quantum・Photonics・Nano;QPN)分野の研究機関、ハイテク企業の代表の方々約30名が#東大生研を来訪され、交流を行いました。
2022.10.21 トピックス ビジョンの実現へ [UTokyo-IIS Bulletin Vol.10] 2022年6月13日(日本時間14日早朝)、本所は東京大学ニューヨークオフィス(UTokyoNY)で「Delivering the Vision—Closing the gap between academic research and society」と題するセミナーを開催しました。生命科学と工学の境界領域における研究活動にフォーカスを当てた活発な議論が繰り広げられ、示唆に富む内容となりました。本所は、研究者、エンジニア、デザイナー、研究を支援するサポーターの方々の学際的な対話やコラボレーションによって、研究を促進、革新することを目指しています。同セミナーには、本所のマイルス・ペニントン教授(デザイン先導イノベーション)、池内 与志穂 准教授(分子細胞工学)、川添 善行 准教授(建築デザイン)のほか、オンラインで藤井 輝夫・東京大学総長が参加しました。なお、同セミナーは、2020年にリニューアルしたニューヨークオフィスのお披露目も兼ねています。
2022.10.20 プレスリリース 【記者発表】がんの早期診断等に応用可能な「分子ニューラルネットワーク」の構築 東京大学 工学系研究科の奥村 周 大学院生(研究当時、現株式会社東芝研究開発センターフロンティアリサーチラボラトリー)、 #東大生研 の藤井 輝夫 教授(研究当時、現東京大学 総長)、アントニー ジュノ国際研究員は、miRNA 分子を入力とする新たな計算回路として「分子ニューラルネットワーク」を構築しました。DNAコンピューティングに酵素反応を組み込むことにより、低濃度のmiRNA入力パターンの分類を可能にしました。また、多数の極小の液滴内部で反応を行い、それぞれ濃度の異なるmiRNAに対する反応結果を網羅的に捉えることで、計算回路の性能評価を行いました。本手法に基づいて、miRNAを始めとするがんを含む疾患のバイオマーカーを対象とする分子ニューラルネットワークを設計すれば、低侵襲の早期診断や予後診断に用いることができます。
2022.10.18 トピックス 【報告】東京都市大学サロンによる本所と東京都市大学との学術連携の活性化(開催日:2022/10/3) #東大生研と東京都市大学(都市大)との学術連携の一環として、「東京都市大学サロン」が10月3日(月)東京都市大学世田谷キャンパス7号館TCUホール71B教室とオンライン配信のハイブリッド形式にて開催されました。
2022.10.18 トピックス 【報告】ダイニングラボ オープニング式典(開催日:2022/10/4) 秋晴れの10月4日(火)、ちょうどお腹も空き始めたであろう11時より、キャンパスの創発の場としての「#東大生研」ダイニングラボのオープニング式典が開催されました。
2022.10.18 トピックス 【報告】ソウル大学工学部との国際交流協定を更新とワークショップ開催(開催日:2022/8/8) 8月8日(月)、#東大生研と韓国のソウル大学 (Seoul National University)工学部との間の研究交流協定の期間更新を締結した。また革新的なマイクロ/ナノシステムに関するジョイントワークショップも行われた。
2022.10.12 トピックス 市民参加型科学プロジェクト [OMNI マイクロプラスチック] が 2022年度グッドデザイン賞を受賞 令和4年10月7日、2022年度グッドデザイン賞 受賞結果が発表され、市民参加型科学プロジェクト [OMNIマイクロプラスチック] が受賞しました。
2022.10.11 プレスリリース 【記者発表】アモルファス物質の疲労破壊の機構を解明 田中 肇 東京大学名誉教授(東京大学 先端科学技術研究センター シニアプログラムアドバイザー)と東京大学 大学院工学系研究科の黒谷 雄司 博士課程大学院生(研究当時)らは、アモルファス物質に繰り返し荷重を与えることにより起きる疲労破壊の物理機構を、流体力学の基礎方程式の理論解析・数値シミュレーションにより示しました。臨界ひずみ振幅、すなわち元の形状には戻れない変形の始まりは、疲労破壊と単純破壊で同じである可能性を示しました。単純変形による破壊の始まりを詳細に調べることで、長時間の疲労破壊試験を行わなくても疲労破壊の臨界ひずみ振幅を予測できる可能性が示され、様々なアモルファス材料の長期安定性の予測に役立つことが期待されます。