人類の生活圏は大気、大地だけでなく海洋と深く関わる。海底の大地は地球表面の7割を占め、海水(平均水深3,700m)の総質量は全大気の260倍に相当します。工学は、人類が、海の資源の継続的な利用、環境バッファとして働く機能と、生態系への影響を理解しつつ海の持つポテンシャルを活用し、災害リスクの軽減に活用しながら、共生していくことに貢献しなければなりません。
海中観測実装工学研究センターは、先進の海中観測実装工学を基盤として、IoT、人工知能(AI)、ビッグデータ技術を取入れ、海洋のフィジカル空間(現実空間)と高度に融合され、アクセス困難の制約から解放された海洋のサイバー空間(仮想空間)の創出を目指して活動しています。
関連研究者