【記者発表】“呼吸する”肺オルガノイド!?――ヒト肺オルガノイドで動的な呼吸の力学を再現――
#東大生研 竹内 昌治 特任教授(本務:同大学大学院情報理工学系研究科 教授)、池尾 聡 特任助教、大学院情報理工学系研究科 谷 佑太 大学院生(研究当時)、HiLung株式会社 山本 佑樹代表取締役らによる研究グループは、ヒトiPS細胞からヒト肺の末梢ミクロ構造を模倣した肺細葉様オルガノイド(PAcinO)と、オルガノイド内部に直接アクセスできるデバイス(DENIRO)を開発しました。両者を組み合わせた実験系(PAcinOs in DENIRO)により、この肺のミクロの構造が呼吸のように膨らむ機構の再現・観察を可能にし、オルガノイド肺のやわらかさ(肺コンプライアンス)の定量化に世界で初めて成功しました。肺線維症のように肺が硬くなる病態の再現や、治療薬候補の評価への応用が期待されます。
