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電力需給の重要な調整役としてのEV普及へ、IoT技術や使いやすい充電の仕組みを開発
電力需給の重要な調整役としてのEV普及へ、IoT技術や使いやすい充電の仕組みを開発

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気候変動の悪影響を軽減するため、日本をはじめ世界100カ国以上が、二酸化炭素の排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」を目指すことを宣言しています。しかし、日本は温室効果ガスを排出しないエコカーや、電気自動車(EV)の普及で欧州の国々の後塵を拝しています。この状況を逆転させようと、本所の馬場 博幸 特任准教授と今中 政輝 助教は、EV充電器などを使い、今後普及拡大が見込まれる再生可能エネルギーの需給バランスを需要側で調整するIoT技術や、ユーザー目線の充電の仕組みを開発しています。